• 評価:
3.52/5.0
3

公認会計士 の詳細

費用
約100万円~
期間
平均2~5年
平均年収
約1,000万円
難易度
★★★★★
就職
★★★★★
  • 三大国家資格の1つ
    →社会的地位や年収などが圧倒的に高い
  • 取得には覚悟のいる難易度
    →スクールに通うのは必須

確固たる社会的地位と安定性を持つ王道国家資格

誰もが一度は耳にしたことのある公認会計士。三大国家資格と呼ばれる資格の一つで、社会的地位の高さ、収入面、将来性など様々な面で人気を誇る王道資格です。高度な専門知識と経験が必要となる職業であり、経済社会にとって、なくてはならない大切な仕事です。

主な仕事は企業がビジネスをしていく上で欠かせない、財務書類の監査、証明などを請け負うことです。今はビジネスの多様化、国際化に伴い、企業経営に多くの会計スキルが必要な時代です。そのため、公認会計士が活躍するフィールドはますます拡大しています。

その魅力の一つとして、誰もがまず口をそろえて言うのは、「安定性」と「将来性」です。公認会計士の主要業務の一つである監査業務は、公認会計士にのみ許された「独占業務」であり、資格を持っていないと行えません。
そもそも「会計」はどの企業でも必ず必要となるスキルであるため、監査業務をはじめビジネスフィールドはかなり多岐にわたります。企業の健全な発展のためにも「会計」のプロである公認会計士の社会的ニーズは非常に高いのは言うまでもなく、安定した職が保障されています。

社会的地位の高さも人気の理由の一つです。公認会計士は医師や弁護士と並び三大難関国家資格と言われているほどで、最高峰の国家資格として君臨しています。難関試験である分、合格すれば会計のプロとしてかなりの社会的高ステータスを得ることができます。

また、多くの方がご存知の通り、公認会計士なるとかなりの高収入が期待できます。会計のプロとして、クライアントに高度な専門知識を提供する公認会計士には、対価として高い報酬が支払われます。公認会計士は平均年収1,000万円以上であり、仕事によっては若い方でもかなり稼ぐことができます。

ここまで来たらもうお分かりだとは思いますが、合格するのは非常に難しいです。もちろん受験者の多くが民間の資格学校や大学で何年も勉強して試験に挑んだわけですが、それでも合格するのは全体の10%程度です。三大国家試験と呼ばれているだけあってかなり勉強する必要があります。しかし、合格した時のメリットから考えると妥当な難易度でしょう。大変価値ある資格なので興味を持った方はぜひじっくり検討してみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

公認会計士 の口コミ評判

  • 口コミ評判の表情
    Izawa さん
    男性
    20代前半

    試験が難しいだけではなく、その後も大変なので覚悟が必要

    • オススメ度:評価:
    2016/11/05

    公認会計士の資格は、難易度が高いだけではなく資格取得までにしなければならない事が多く、それをクリアするには労力と時間がかかるため、安易に受験を考えない方がいいと思います。

    公認会計士を目指した理由は、学生時代の成績も良く、先生から「経理に興味があるなら、公認会計士を目指してみるのも良いと思うよ」と言われた事がきっかけでした。

    通っていた高校が商業高校で、高校2年生の時に日商簿記1級を取得し、「次は公認会計士だ」と安易な気持ちで勉強を始めました。専門学校中に公認会計士の試験に合格しましたが、そこからが僕にとっては大変でした。

    学生なら勉強に専念すればそれだけで良いのですが、監査法人で働きながらの実務補習の単位取得は、とてつもなく大変でした。それだけではなく、終了考査の受験も公認会計士の資格取得には重要で、仕事しながら試験勉強をしなければならず苦労しました。働きながらの試験勉強や補修は辛く、友人が遊んでいるのに自分は3年間勉強と仕事漬けで、モチベーションを保つのが大変でした。

    参考になった
    19
  • 口コミ評判の表情
    よー さん
    男性
    40代後半

    社会的地位の高い仕事だが、体力的にそろそろ限界

    • オススメ度:評価:
    2015/07/13

    公認会計士として監査法人に勤め15年になります。公認会計士は難関資格であるので、給与や待遇には満足しています。また、仕事内容に関しても専門性が高く、幅の広い業務を担当する事ができるので、やりがいのある仕事です。

    私の担当している仕事内容は、上場企業の監査や中小企業との税務相談です。取引先が企業なので、出張が多く、勤務日数の2/3程度は企業に出向いております。若い頃は体力もあり、出張が多いハードなスケジュールでもこなす事ができていたのですが、最近は体力的に辛くなってきました。決算期は特に忙しくなり限界を感じ始めています。

    時間的にも余裕があまり無く、最近は収入よりも余暇が欲しいと感じており、コンサルティング業界への転職か税理士の仕事をしようかと考えています。

    公認会計士の資格は若い時に取っておいた方が良いと言われている理由は、若い方が就職に有利な事はもちろん、業務がハードなので年を取ると体力的に厳しくなるからだと実感しています。

    参考になった
    13
  • 口コミ評判の表情
    D.S さん
    男性
    30代前半

    努力の末の合格で、安定した生活を送ることができています。

    • オススメ度:評価:
    2015/01/30

    公認会計士の資格を目指し始めたのは大学時代で、勉強も大学一年生の頃からスタートさせていました。公認会計士は三大国家資格と呼ばれる資格の一つで、またその社会的ニーズの高さでも有名であり、将来の職の安定のため考え始めたのがきっかけです。

    まず最初の二年は独学で勉強しました。どこから手を付けていいのか分からず、四苦八苦していたのを覚えています。三年生に上がってからは資格学校でダブルスクールという形で勉強を進めました。正直、内容はかなり難しく、勉強はとても苦労しました。しかし資格スクールの講師の献身的な指導もあってか、なんと大学卒業後二年目で資格取得できました。

    今ではそれを武器に大手企業に就職し、監査業務などの会計全般の仕事に携わっています。目標通り、安定した生活を送れており、努力のかいあったと実感できております。

    参考になった
    7
ページトップに戻る