税理士と聞くと、「難しそう」「資格取るの大変そう」という印象を持つ方が多いかと思います。簡単に言うと、税金、会計業務ののスペシャリストとして納税に関するアドバイスや書類作成を行う職業が税理士です。他にも、「企業の安定、成長」につながるコンサルティング業務などもあり、企業の発展に貢献することのできる魅力的な職業です。
税理士の資格を持っていると、さまざまな分野や場面で活躍することができます。業務内容は多岐に渡り、活躍できる場が広いため、非常にやりがいのある仕事です。
まず、税理士の活躍するフィールドとして最も人気なのが「独立開業」です。多くの方が、「独立開業したい」という目標をもって税理士資格に挑みます。仕事も収入も全て自分次第であり、リスクは生じますが、努力した結果が全て返ってくるというのが大きな魅力です。
一方、企業でスペシャリストとして活躍することもできます。税理士は企業の財務状況をよく知る立場にあり、
「ホームドクター」として経営者たちから様々な相談、依頼が生じます。近年は資金、投資計画、IT化、資産運用など、税務・会計に関するプロとして助言が求められる場面が急増しており、その高い専門性から、「企業内税理士」として
一般企業からも大きな需要を持っています。
ご存知の方多いと思いますが、高収入が期待できるのも魅力的です。半数以上の税理士が1,000万円以上の収入を得ており、本人の努力次第ではありますが、かなり高い収入を得ることも夢ではありません。
これだけ価値ある資格なだけあり、やはり難易度はかなり高めです。税理士試験に出題される内容は、かなり専門的な内容で、各科目の合格率も15%弱となっています。試験は5科目からなっているので、単純計算して一回での合格の可能性は「15%の5乗≒0.008%」とかなり低いです。
このような厳しい試験であるため、合格者のほとんどは大手の税理士学校に通って合理的な勉強をすることで最終合格しています。 独学なら軽く5年以上かかってしまう税理士試験も、まともな資格スクールに通えば2年から3年程度で合格することも可能です。やはり、税理士を目指すような優秀な方が、何年も時間を受験勉強に費やすのはもったいないと言えます。なのでこれから税理士資格を取得しようと考えている方は、
正しい学習を提供してくれる資格スクールを早めに見つけ、合理的な勉強による最短合格を目指すことをおすすめします。
自分には昔から「起業したい」という夢がありました。そのため大学でも経営学を専攻していたのですが、ビジネスを成功させるにはいまいち決め手に欠けると悩んでいました。
そんなとき見つけたのが税理士の資格です。税理士は、資金や投資計画、資産運用などさまざまな税務や会計に関わるプロで、起業する上で非常に有利となると、かなり魅力的でした。
当時は大学生であり、自力で合格できるという考えから独学で税理士の勉強をしていました。しかし一向に合格の兆しは見えず、気づくと卒業でした。
「さすがにこれではまずい」と焦りいろいろ考えた末、資格学校で集中して勉強して二年以内に結果が出なければ諦めようという方向性を決めました。
こうして再び勉強を始めたのですが、資格学校に通い始めて一年目で合格することができました。今までの独学の積み重ねが生きたのか講師の授業がよかったのかは定かではありませんが自分としては夢にかなり前進できた結果です。
現在は起業のために奮闘しています。ようやく踏み込めたビジネスの場で今後はさらに努力していきたいです。
税理士の資格を取るためには5教科に合格をしないといけませんが、1度の試験で5教科に合格をしなくても良いので、予備校には学生や主婦から忙しそうな社会人の方まで、様々な方がいました。
税理士の資格の勉強をしていた当時は大学生で、大学に通いながらアルバイトもしていました。格取得のための予備校に通学をしていました。時間の調整をするのが大変でしたが、1度に5教科に合格しなくて済むので、大学2回生で1教科、3回生で2教科、4回生で2教科という感じで計画しました。
予備校には社会人の方も来られていて、その方は「時間にあまり余裕が無いので、1年に1教科ずつ取得してきた」と言っていました。
資格の取得にかかった費用は、総額50万円程度だったと思います。国公立大学の合格祝いで両親が出してくれました。商業高校出身で簿記の資格を取得していたので、優遇されて安く済んでラッキーでした。簿記に関して何も知らない方だと、60~65万円はかかると思います。
地方銀行に勤めていたが銀行員の仕事が合わずやめる事ばかりを考えていた。人に使われる事は合わないと思い、以前から関心のあった税理士の資格を取得して独立を考えた。
資格スクールで猛勉強し、合格後は、経験を積むために税理士事務所で働いた。3社の税理士事務所を経験。その間に知り合った税理士仲間3人と開業し、事業を軌道に乗せる事ができた。
それぞれが違う専門分野を持っているので、自分の担当している案件で自分の分野外の事が起こったとしてもお互いに助け合えるので、このスタイルで開業して良かったと感じている。
最近は、専門分野を持たないと開業は厳しいと言われているが、他の人と開業する事により取り扱える専門分野が増えた事が、軌道に乗せる事ができた要因だと思う。
開業して5年程度だが、一人当たりの年収は500~600万程度あり、毎年年収が増えている。これからも収入アップが期待できそうなので、5年後には年収1000万円を目指したいと考えている。