分業制は面倒だったが、売却まで早くさすが大手だと感じた｜三井のリハウスの口コミ

両親が亡くなり、住む人がいなくなった私の生まれ育った家を手放そうと考えたときに、いくつかの不動産屋で売却の手配を進めていました。

査定額はどこも変わりがなかったのですが、営業の対応が納得がいかず、「これでもし売れていったとしても、心に憤りを感じる」と思っていました。結局、営業担当の対応や査定額などで妥協出来ずに、手放すことは諦めていました。

そんなときに、リフォームして住まうという手もあるかな、と相談したのが系列会社の三井ハウスでした。元々が三井ハウスで建てた家だったようで、すぐに対応してもらえたこともありがたかったです。

子供の学校の都合などから引っ越しは難しく、リフォームしても住むことは難しいという結論に至ったとき、三井ハウスの営業から三井のリハウスにて売却の相談を持ち掛けられました。

すぐに営業の方が実家を見にいらして、トントンと手続きが進んでしまうかと思いましたが、「何かあればまたぜひ連絡を」と連絡先を頂き、帰られました。その後、姉と相談し、査定を依頼することになりました。

査定額はやはり今までの会社と変わらない程度でしたが、査定の際に「素敵な家ですね」と仰って頂けたのは、こちらの営業さんだけで、本当にありがたい心使いだと思いその後の対応もお願いすることにしました。

売却までは「もう少しだけ売値を下げたい」という旨の相談があり、結局は査定額より下がることとなってしまったのが残念でしたが、それでも大きく下がってしまうことはなく許容範囲内。納得のいく額で1ヶ月ほどで売却が決まったことには、さすが大手の実力だろうな、と実感しました。

最後の最後まで担当さんには「寂しいですね」というお言葉や、「新しい方も○○を気に行ってくれています」と、私たち家族がずっと気に行っていた部分を伝えずとも伝わるようなやり方で次の人の手に渡るようにお話してくれていたことが嬉しかったです。

物件の情報が乗ったホームページ上では、沢山の写真の掲載とともに、とても丁寧な文面で説明がされていることに好印象を受けました。どの方にもとても丁寧な対応をして貰えたので良かったのですが、最初から最後までことあるごとに担当が入れ替わるのが少々面倒に感じました。

分業制と言うそうなのですが、査定の人、契約の人、銀行などの手続き関係の人、引き渡しの人と、何名も入れ替わることはこちらは不安にも感じてしまいます。でも、そこはさすが人材教育が行き届いているのか、対応がよかったので気持ちよく取引を進めることが出来ました。