株式会社LIXILリアルティ
不動産フランチャイズ大手のERAをLIXILグループが子会社化し、LIXIL不動産(ERA)となりました。全国ネットワークをさらに広げる予定で、今伸びている不動産会社です。
LIXIL不動産は、建材メーカーであるLIXILグループの不動産会社です。世界的な不動産ネットワークを持つERA不動産の日本加盟店舗を統合し、現在は両名で展開しています。
日本での店舗数は450と、業界トップクラスです。これを2025年までに1,000店舗まで増加させる計画も発表されており、勢いが感じられる不動産会社と言えます。
全国のネットワークと世界的なERAブランドによる物件の売却力が最大の魅力です。
LIXIL不動産(ERA)で仲介を依頼すると、必ず検査・保証が付いてきます。
一般的な仲介物件の保証範囲は、売却後に発覚した雨漏りやシロアリ被害といった瑕疵保証になります。こうした被害は、買い手側が損害賠償を求めることもできるので、物件を売却する際には最低限抑えておきたい保証といえます。
LIXIL不動産では、この保証に加え、地盤調査保証や土壌汚染調査、アスベスト調査まで行ってくれるのです。
このように買い手がとことん安心できるサービスを用意しているからこそ、売却にもつながりやすいと人気を集めています。
全国展開はうれしいポイントですが、フランチャイズ経営が基本ですので、店舗によって評判が異なることには注意が必要です。
一括査定で名前が挙がった際には検討したい不動産会社と言えるでしょう。
査定依頼を何か所かで依頼し、ERA不動産でもお願いしました。子供が大きくなったことで手狭になった我が家のリフォームも検討しましたが、元々が中古で購入した一軒家だったこともあり、住み替えでの売却をすることにしました。
査定を依頼し、色々お話を伺って行くうちに、専任媒介での契約を強要されるような言い回しが多く目立ちました。メリットがあまり感じられず、一般媒介でお願いしたいと言うと、すごく強引な言い方で食い下がらない感じです。他社との比較で他を悪く言うような感じがあり、他でも査定依頼をしている身としてはいい気がしません。
査定額は他より少々良かったのですが、リフォームや修繕が必要な箇所についてのサポートがないようで、そのような出費がかなり出てしまいそうでした。そこを踏まえた上での査定額が多少いいのかとも考えましたが、修繕箇所についてアドバイスを貰うとあっちもこっちも必要という言い方であまり参考になりませんでした。
ERA不動産の支店がある場所がたまたま最寄駅になるので、売却まで早そうだなと感じたことや、査定額が他よりもいいといった点ではちょっと揺れましたが、担当とも気が合いそうになかったため、売却に関しての相談は見送りました。
定年を間近にし、子供たちも独り立ちした後に無駄に広く感じていた家から住み替える決心をしました。
不動産会社選びに迷っていたのですが、ネットで査定を依頼してもどこも同じような「一度見ないと正しい査定はできません」という決まり文句で、正直うんざりしていました。
どうせどこも同じならと思って連絡したところ、まずは簡単な査定ということで路線価や周辺の相場をもとにした数字をざっくりと話してくれました。
あるいは工務店さんの紹介だから気を使ってくれたのかもしれません。それだけでも誠意を感じたのですが、さらには愛着があることに理解を示してくれて、そういったところもどんどんアピールしていきましょうと言ってくださいました。
査定価格自体はやはり、築年数(10年以上)のこともあって決して満足いく価格ではありませんでしたが、販売開始価格を少し高めに設定するなど営業の方の思いやりやフットワークは十分に感じられました。
正直、LIXILが不動産事業をしていることすら知らなかったほどですが、こうして縁があってお話もできたのでこちらの会社と契約させてもらいました。