アルコールも含め、客室の冷蔵庫の中に入っているドリンクは無料!
大正14年に建てられ、国登録有形文化財に指定されている旧三井家の別荘「翠松園」が残されていることから、箱根 翠松園という名になりました。旅館とホテルの良い所をあわせ持つ「RYOKANスタイル」を確立。お客様の空気を大事にしてくれるので、居心地が良いと人気です。
客室からの眺望はあまり良くありませんが、川のせせらぎが随所で聞こえ、優雅な時間を過ごすことができます。レストランや館内で着れる浴衣の他に、客室専用のバスローブやパジャマも用意されていて家のように過ごすことができます。
大浴場は客室から少し離れていて、あまり広くないのですが、ビールやアイスクリームなどのサービスがあります。湯上りにのんびりできる嬉しい心遣いです。
メインダイニング「紅葉」は、三井家の別荘だった「翠松園」を使用しています。個室で懐石料理を楽しむも良し。カウンター席で鉄板焼きに舌鼓するも良し。
食事のラストオーダーも遅く、夕食は22時・朝食は11時までです。旅館の食事時間はたいてい早いものです。仕事終わりで箱根に行くからちょっと到着が遅そうという方や早起きが苦手な方にも助かりますね。
翠松園は、部屋に露天風呂がついているのは嬉しいんですが、私が泊まった部屋は木の板で目隠しされていました。露天風呂の醍醐味と言える景色を見ながら入れなかったのは残念です。大浴場も景色が良いわけではありませんが、広々としていて森林浴をしている気分にはなれました。
景色はあまり期待できないという口コミを読んでいましたが、ここまで景色が楽しめないとは思いませんでした…。温泉は良いですし、目をつぶってゆっくりと過ごすには良いです。ソファでロマンチックに景色を見ながら、ゆったりした時間を過ごしたい時には向いてないですね。
でも、お食事は夕食も朝食も絶品でした。特に夕食は懐石料理を選びましたが、見た目も繊細でしたし、先付からデザートまでどれも口に合いました。翠松園は歴史を感じられる趣のある建物の中でいただく特別感もありました。
一泊二日で泊まりましたがサービスや施設は良かったのに、スタッフの対応が残念でした。ひどかったのが他のお客さんと私たち(私と夫)への対応が全然異なり、あまりにもそっけなかったことです。例えば、私があったのはレセプションでの受付時、私たちの前のお客さんには気前よく接していたにも関わらず、忙しくなったのか私たちの番が来たら、15分間程待たされた上そっけなく受付をされました。
かなり期待して行ったのでそっけない態度をとられて残念でした。他のお客さんには態度よく接せられてたのに…。タイミングが悪かったかなと割り切っています。
他の口コミを見ると、私たちだけじゃなく、他の人たちも同じようなことがあったみたいなので、「比較的私たちが同じ様なことが多い旅館なのかな」と感じました。部屋やご飯、他サービスは良かったので、繁盛期や忙しい時の対応をもうちょっとしっかりして頂ければ素晴らしい宿なのかなと感じます。