エジプトの首都カイロからすぐ行けるギザのピラミッド。ピラミッドにはエジプトの治安問題があれど、圧倒的な知名度から多くの観光客が訪れています。
多くの映画やアトラクション、建造物のモデルとなっているピラミッドはいまだに多くの謎が眠っている神秘的な場所でもあります。
老朽化
時代と共に風化してしまうのは仕方ないことですが、多くの観光客が訪れているため地面の石が削られたりと老朽化が進んでおり、修復工事などで見れなくなっている場所も多いです。
有名なスフィンクスも4500年の時を経ているだけあり、風化が激しく顔もかろうじて分かる程度です。
ピラミッドのすぐ横に街
ピラミッドは風貌から周りが砂漠だと思い込みがちですが、実際にはピラミッドのすぐ隣に大都市カイロの街があります。多くの観光客は現実と理想のギャップに落胆するそうです。
見つめる先にはチェーン店
ピラミッドと対になるもう一つのシンボル・スフィンクス。スフィンクスの見つめる先にはお馴染みのピザハットとケンタッキーフライドチキンの店舗があり、店内で食べることも出来ます。
特に、3階のイートインスペースは人気テレビ番組「トレビアの泉」でスフィンクスとピラミッドが良く見えるベストスポットとして紹介され、日本人が多く訪れています。
世界でお馴染みのチェーン店が目の前にあることで一気に現実感に引き戻されてしまうことからがっかり観光地として有名です。
ピックアップ!口コミ
遺跡が大好きで、ついに念願のエジプトのピラミッドを、初めて見に行った時のことです。初めて見た大きなピラミッド、その先に、どこまでも広がる砂漠に、とても感動しました。現地ガイドさんに従って、内部も観光してから、外に出て、しばらく、写真をとったりする自由時間になりました。
私と友達は、大興奮で、場所や角度を変えて、何枚も何枚も、写真を撮りました。気がつくと、現地の人が、笑顔で近づいてきました。1人は、ラクダを引いていました。ラクダと一緒に写真をとってくれる様なことを、片言の日本語で言っています。
すごくフレンドリーで、もう1人の人が、シャッターを押してくれるそうなので、私のカメラを渡して、撮ってもらいました。一枚だけかと思いましたが、「もっと、笑って。」などと、言いながら、何枚も撮られました。さすがに私も友達も、おかしいと思い、カメラをもらって、立ち去ろうとしたら、今度は、何やら怖い顔で、よくわからない言葉で、まくしたてるのです。
どうやら、写真をとってやったから、お金を払えと言っているようです。私が困っていると、隣で友達が、大声で、「逃げるよ!」と走り始めました。びっくりして、私も走り出しました。あとは、バスまで、猛ダッシュです。ガイドさんに話したら、よくあることなんだと言われました。世界的な観光地なのに、こういうことがあるんだなと、残念でした。
バックパッカーとして世界中旅をしています。エジプト・カイロに行ってきた時のことを話すと、3つのことに要約されます。
まず第一に、エジプト・カイロは普通に大都会でした。僕含めて多くの人がエジプト=砂漠というイメージがあると思うのですが、実際はそんなことはなく、ピラミッドと都市の距離もとても近かったです。人も観光客以外に現地人も多く、さすが一国の首都なだけあると感じさせます。
次に、勧誘がすごいです。エジプトの治安情勢が悪いとあれど、さすが世界的に有名な遺跡ということもあって多くの観光客がいました。(特にヨーロッパ系)僕も「ラクダ乗らないか」「写真撮らないか」と様々な勧誘に会いました。これは世界共通ですが、しっかり断らないと後で付いてこられたり、激しい口論に発展したりする可能性があるので、勧誘されたらちゃんと「NO」と相手に意思表示することが大切だと思います。
最後に、ピラミッド前のKFCに行った思い出です。ピラミッドとスフィンクスの目の前にKFCとピザハットがあることは日本人の中では有名な話だと思うのですが、行ってみると韓国人や中国人の姿も多く見られました。3階にイートインスペースがあったのでせっかくなので食べていきました。ピラミッドとスフィンクスが目の前にあるので3階からの眺めは最高でしたね。面白いので行ってみること勧めます。
カイロからギザまでの道のりはバスで30分ほどでした。バス乗り場まで行くと車掌みたいな人が車外に身を乗り出し手で三角を作ってアピールしてくるので、ギザ行きのバスを見つけるのは簡単でした。そしてギザまで近づくと街中にピラミッドが出現するので、目的地での降車も非常にスムーズでした。
しかし普段写真で見るピラミッドは砂漠のど真ん中にあるイメージだったので、街中に突如出現するというギャップが何とも言えない微妙な気分になりました。しかし実際にピラミッド(クフ王)に近づいてみるとその迫力はなかなかのもので、ついさっき感じた微妙な気分はすぐになくなっていました。
迫力に圧倒されながらクフ王のピラミッド周辺をウロウロしていると、ピラミッドの敷地への入場料とは別に追加料金を支払えばピラミッド内部の見学もできるとのことでした。せっかくここまで来たのだからと追加料金を支払い内部見学をしたのですが、延々と細く長く狭い通路を歩いた先にあったのは、こじんまりとした部屋の中に王の棺が置かれているだけでした。
複雑に迷路のようになっていてたくさんの隠し部屋みたいなものがあると、勝手にイメージした私が悪かったのですが、追加料金を請求する割にはしょぼい感じがしてがっかりしました。
去年の末ごろにエジプトのギザにあるピラミッドを見に行きました。きっかけは、子供の頃歴史の時間でよく見たピラミッドを見てみたいというのが夢で、日本からエジプトに行くことを、決意しました。治安はどうであれ、カイロ目指してエジプトのシェムリアップから車に揺られ、期待を膨らませながら言ったのですが、とても陥落したような気持ちになりました。
僕の中のピラミッドは、砂漠の奥深くにあるものだと、最初はおもっていたのですか、実際行ってみると、街の中にポツンとピラミッドが、2つ3つあるだけで、しかも、スフィンクスも期待を裏切る大きさでした。
もう1つがっかりしたことは、スフィンクスが壊れていたことです。行く3日前くらいに、観光客が、セキュリティがいなかったらしくて、頭をこわしたらしいです。観光名所なのに、セキュリティを怠って、観光客をがっかりさせることはやめてほしかったです。結果、写真でみるのと、実際に行ってみて体験するのは、明らかに違うなと実感しました。
航空券からホテルから全てインターネットを使っての個人手配だったため、ピラミッドへもタクシーの運転手に値段交渉をして向かったのです。いよいよギザに到着、タクシーを降りると、早速現地の自称ガイド達に取り囲まれました。なんと馬かラクダに乗ってピラミッドまで行けるとのこと。私たちはそこでまた値段交渉をし、友人がラクダに乗ったことがなかったため、ラクダを選びました。
ガイドが前を行き、私たちは二人乗りで後に続きます。やっとピラミッドに到着。記念写真を撮ってもらうも、よくみるとメインのピラミッドではなく、ちょっとしょぼい小さめのピラミッド。観光客で賑わってるはずが、周りに人は居ない。
それはそれで良かったのですが、よく見るとメインのピラミッドや博物館との間に柵があるではありませんか。ガイドに柵の向こうへはどうやって行けるのかと聞くと、追加料金がかかるとのこと。私たちがガイドに払ったお金はあくまでラクダ代で、メインのピラミッドや博物館への入場料は含まれていないというのです。
正規の入り口から入る前に、よくわからないまま怪しい人に思い込みでお金を払ってしまった私たちも悪いのですが、かなりがっかりでした。しかもさすがエジプト人、残念な気持ちでラクダを降りた私たちに追い打ちをかけるように「バクシーシ」と言って手を差し出してくるガイド。そう、自分からチップを請求しているのです。もちろん払いませんでした。事前のリサーチが重要なことと、美味しい話には必ず裏がある、という勉強になったギザ訪問でした。