入会金を払ったらフォローしない!仲人は勧誘ばかりの結婚相談所
こんにちは。婚活コンサルタントの菊乃です。
「変な結婚相談所に入っていました」というお話をご相談者様から聞くことがある。結婚相談所のアドバイザーや仲人は、結婚相談所本部が採用した会社員とフランチャイズのオーナーの2タイプあります。
フランチャイズのオーナーは、きめ細かいサービスを売りにしてるところが多い。
この中にはメディアにも出ているカリスマ仲人なども含まれます。
アドバイザー・仲人の詳しいタイプについてはこちらのコラムを >
このフランチャイズのオーナー仲人の中には勧誘がしつこい人がいるのだ。
自分の収入にかかわってくるからもちろん、営業努力は必要ですが。
アドバイザー・仲人の種類は2タイプ
勧誘は2タイプあります。入会の勧誘と、退会を阻止しようとする説得。
それらの手口を紹介します。どちらも勧誘がしつこいところは、会員になったら放置。
お金をうむかどうかというところだけがしつこいのです。
◆入会の勧誘
初めは婚活パーティーや食事会、ベント企画で独身者を集めます。ライフプランなどのお金のセミナーなどで人を集めることもありますね。ここで独身者の個人情報が入手できます。
ある方は婚活パーティーに参加して誰ともマッチングしなかったらしい。そこで目をつけられて「あなたならもっといい人に出会えますよ」と主催者が熱心に口説いてきたらしい。
「男からじゃなくて主催者から口説かれて、女じゃなくてカモに見えていたんです。
そこで目が覚めました」という方がおりました。
別の男性は20歳の時に「彼女ぐらいはできますよ」と言われて、今まで1度も交際経験がなかったため焦って入会してしまった。男女とも若いほうが有利とはいえ、20歳だと若すぎて申し込みがない。結局、20歳の若者はそこで彼女を作ることができず退会してしまった。
メールやDMで「こんな素敵な男性が入会しています」という名前や顔を消した男性のデータが送られてくることもあるらしい。弁護士、会計士、経営者、外資系証券会社等、高スペック男子がさもたくさんいるように錯覚させる情報だ。
◆退会阻止の説得
心が弱っていた時に、そんな勧誘を受けたら冷静な判断ができず、賢い方も間違って入会してしまう場合がある。
しかし、「やっぱりここは私に向いていないな」と思って退会や休会を申し出るとSTOPをかける婚活アドバイザーや仲人がいる。休会というのは、結婚相談所のサービスを利用しない期間のこと。月会費は発生しない。
退会を申し出たとたんに「タワーマンションに住む38歳経営者の方が入会したばかりなのに、本当に退会していいの?」と言われたらしい。それを聞いて「ウソだな」と思って退会したそうだ。
入会している時には何もきめ細やかなアドバイスらしいことはあまりなかったそうだ。入会するかどうか、そして長く在籍し続けるかどうか、そこに労力を割くのだ。それは自分の儲けのため。
まとめ
そんな会員が本当にいるのだろうか?実在したとしても、タワーマンション住人といっても首都圏から遠く離れたマンションかもしれない。弁護士といっても国選弁護人ばかり請け負うあまり稼げない弁護士かもしれない。外部の人間からは確認しようがない。
「素敵な会員が多いよ」と、あまりに期待を持たせるようなことをいう結婚相談所はあなたの顔が福沢諭吉に見えているのだろう。
彼女は悪質な相談所だからすぐに退会した。しかし、退会者は「結婚相手が見つかったから退会」とみなし成婚者としてカウントしているようだった。
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。