「成婚率が高いから」でサービスを選ぶ人が結婚できない3つの理由
こんにちは。
婚活コンサルタントの菊乃です。
マッチングサイトや結婚相談所を選ぶときに「成婚率が高いかどうか」を重要視する方がおりますが、成婚率の高さで選ぶ方ほど結婚できません。
理由は3つです。
「成婚率」は退会率のこと。「マッチング率」は3回デート成立のこと
結婚相談所の「成婚率」とは「退会率」のこと。
結婚がきまったから退会するという方もいるでしょう。
しかし、全く良い相手に出会えず結婚相談所に見切りをつけて退会した人もおります。結婚相談所に入って婚活していたけれども、それ以外のところでパートナーが見つかったから退会した方もおります。
成婚率が高いというのは、
それは会員同士がであって婚姻関係を結んでいるという意味ではないかもしれないのです。
結婚相談所などは現在、パートナーがいる会員のステータスを「マッチング」「真剣交際」「交際」と表示することがあります。この状態の会員は異性とのお見合いができないことになっております。
この数字も高ければ高いほど、「入れば恋人ができる」と思うかもしれません。
でも、「真剣交際」というのも、3回デートが成立したとかその程度の意味なのです。
カリスマ仲人は結婚できる人を見分けるカリスマ
成婚率が高い結婚相談所は存在します。
しかし、それは結婚がムリそうな人を入会させない仕組みなのです。
私が知る限り”最も成婚率が高い相談所”の入会の条件は「とある80年代に問題になった新興宗教に入会すること」です。そこまでして入会しちゃう方はごくわずかでしょう。
そこまでいかなくても、婚活業界経験がければ、どんな人が結婚しやすいかどうか分かるようになります。素直かどうか、行動力があるかなど、ポイントはいくつかあるのです。
頑固で「ありのままの私を受け入れてくれる人と結婚したい」「私を結婚させてみなさいよ」って不良在庫になりそうな会員は、問い合わせの時点で排除。
どこに行けば結婚できるのかを探す人は結婚できない
「どこに行けば出会えますか?」と出会える場所を探す人は結婚できません。街コンで出会って結婚した人がいると聞いて、街コンのイベントに行こうとしている方がおりました。
ところが街コンが流行ったのは2011年ごろ。「楽しそう~」と気軽に参加する友だちも多くてコミュニケーション力にもたけた方々が気軽に参加して、そこで出会った人と結婚した人もいるでしょう。
しかし今、街コンは下火。地方開催や、鉄道好きやアニメ好きなど何かコンセプトがある街コンならば今も人気があるかもしれませんが。
「楽しそうだから行ってみようかな」と気軽に参加するコミュニケーションが高くて話題のイベントについて情報収集できる方は今は他のイベントに参加しているでしょう。
「出会えそうなら行く」という前のめった人達はどこに行っても出会えない。
「どこに行ったら出会えますか?」って出会える場所ばかり探して、自分の問題をみようとしない方は結婚できません。モテないんですよ。自分を分かっていないのです。
答えは自分の中にあるのに。できる人は、結婚相談所でもマッチングサイトでも婚活イベントでもすぐパートナーを見つけますよ。
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。