話しすぎて『盛り上がった』と勘違いする話を聞かない非モテ男
こんにちは。婚活コンサルタントの菊乃です。
私はほぼ女性向けに恋愛・婚活のアドバイス、行動を継続していくためのサポートをしております。つくづく思う。女性向けでよかったと。
コミュニケーション術のワーク
企業、行政からもお仕事をいただくことがあり、そんな時は男女ともに参加できるセミナーやイベントを企画したりすることもあります。
そんな時もコミュニケーション術のワークをやることがあります。2人ずつペアになって、どちらかには3分間自分の趣味について話してもらい、もう一人には、1分ごとに話を聞く態度を変えてもらうのです。
・1分めは相手の目を見ず体は横を向けて話を聞いてもらう。
・2分めは目を見て、相槌を打ちながら笑顔で話を聞いてもらう。
・3分めは「それで?」「そうなんですね」「なるほど~」など、質問をしたり相手の話にしっかりリアクションをとりながら話を聞く。
1分めよりも3分めの方が誰もが話しやすいと答えてくれます。そりゃ~そうなんですよね。
「会話をするときは、相手の話にしっかりリアクションをとって聞きましょう。コミュニケーションは聞く姿勢が大事ですよ。」というとその場は納得してくれる。
自分の話ばっかりしちゃう自慢話男たちは自分では気づかない
そしてその後、男女のフリータイムになるのですが一部、ずーっと自分の話ばっかりしちゃう男性がいる。「それ、そうなんだよね。あれは、●●でしょ~」と知識をひけらかしているのか鼻高々。
中休みに私も、
「婚活で嫌われるコミュニケーションがあります。
1つ目は自分の話ばかりすること。
2つ目は女性同士や男性同士で話し込んでしまうこと。
3つ目はリアクションが薄いことです」
のように一言はさんでまたフリータイムになっても、自分の話ばっかりしちゃう男は全く気が付く様子がない。
なぜ気が付かないのか不思議。個性のつもりなんでしょうね。ニーズがない特徴って個性というより欠点なのに。
参加者アンケートとか見てもこの自分の話だけする男は、「楽しかった。また参加したい」と回答するケースが多い。そりゃ~、女性が話を聞いてくれるから楽しいだろう。だが、相手の女性はかなり苦行だったはず。
40代で仕事面ではしっかりしている独身男性は、
「誰とでも話せる。だからコミュニケーション力はあるけどいい縁に恵まれない」
と考えているケースが多い。話せることが大事なのではなくて、話を聞く姿勢が大事なのに。
昔、知り合いから2代目経営者の男性を紹介されたのです。ルックスもわるくない。
しかし、彼から30分間も趣味の釣りの話をされた。直接彼には、会話の時に自分の話が多すぎることは伝えた。
「よく、話を聞かないっていわれるんですよ~」
やっぱり、他からも言われてるじゃん!その後も、彼は仕事のことなど一方的に話していた。改善する気はないようだった。
自分を変えるということは抵抗があるだろう。まだ若いうちならしなやかだったかもしれないけれど40代じゃね~。
まとめ
「話を聞ける男はモテる」「できる上司は聞き上手」とかいたるところで言われていることだと思うのだが、教えたがりの自慢話男たちは自分ができていると勘違いしている。
きっと彼らはずっと死ぬまで気が付くことはないだろう。自分が話しすぎているということを。
女性だって多かれ少なかれ自分のことを「できている」と勘違いすることはあるけれども、まだ理解力が高い。
女性たちから「彼氏ができました」「結婚が決まりました」という話を聞いていると、
「前の私なら地味で暗いから選ばない男性だったけど、付き合ってみたらとても居心地がいい男性でした」というご報告は多い。外見は簡単に変えれるものね。
女性のいう『居心地がいい』って話を聞いてくれる男のことなのだけれども。
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。