結婚相談所の”親に入会を急かされた”箱入り娘・息子とは関わるな。

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婚活コラム写真

こんにちは。
婚活コンサルタントの菊乃です。


結婚相談所に入会してお見合いをした方なら分かるかもしれませんが 「なぜ結婚相談所に入ったのですか?」 と聞くと 「親が入れっていうから」と、言う方が男女ともに多い。

入会金10万円(もっと高いところも安いところもありますが)は、働くアラサー・アラフォーからは高く感じるかもしれません。

しかし「この金で孫の顔を見てからあの世に行けるなら」と思えば安いのだ。



婚活サービス会社のターゲットは親


結婚相談所も親をターゲットにチラシを作ります。親同士が娘・息子の釣り書を見せ合うお見合いがあったり、親から口説き落とす戦略をとっているところは多い。

ドラマ『私結婚できないんじゃなくてしないんです』にもその様子は描かれていましたね。


今は自分で相手を見つけた恋愛結婚が普通というイメージがあるでしょう。そのため、結婚相談所入会に抵抗感がある方も多い。70代ぐらいの方は、お見合い結婚の方が半分ほどいるでしょう。親世代にとってお見合いは普通のこと。

だから、企業の戦略としてはお見合いに抵抗がない親をターゲットにするのは賢いことかもしれない。


自立している社会人だけれども、たまたま親から口うるさく言われて入会したという方もいるだろう。しかし、だとしたら「親から言われて入りました」とは普通言わない。

「出会いがなくてこの年になっちゃいました」とかいえばいいものを。


親が子どもの結婚に干渉したくなるのは当然だと思う。

干渉してもいいのだけれども、なかなかパートナーに出会えないという方の中には30代だろうが40代だろうが、親から言われると従ってしまう方が多いのです。



意外と多い!30、40代の箱入り子供


これまで、
・30代、40代でずっと実家暮らし
・通勤が片道1時間以上かかるのに実家から出ようとしない
・仕事には親が作った弁当を持参
・家族旅行に行っている
・親が家の鍵を持っている
・親が買った服を着ている
・部屋にいまだに学習机がある

など、いろんなケースを見てきました。「女」というよりまだ「娘」なんです。


「親が将来安定だからって薬剤師になりました」 「親が喜ぶかと思って銀行員になりました」 と仕事の決め手が親って方もいるでしょう。

もちろん、きっかけが親でもその後自分もその仕事が好きになれば何ら問題はないのですけれど。



親の言うことを聞きすぎるという方は、反抗期がないいい子が多い。 もし、パートナーと何か意見が合わない時に「だって親がいうから」と、親の存在を持ちだしかねない。

離婚問題を扱っている知り合いに聞くと、子どもの離婚なのに 「息子は仕事で忙しいから」と、母親が打ち合わせに来ることも多々あるのだとか。


その息子と母親にしたら、「嫁が悪い」かもしれないけれども、自分たちの親子関係が近すぎるから離婚に至ったということは気が付けないのだ。



「もう放っておいて」くらいの気持ちが必要


「親が結婚相談所に入れっていうから入ったっていうことの何が悪いの?」 と思ってここまで読んでいる方は、あなた自身が今も大人になりきれていない証拠だ。

新しい家族を作ろうという意思がちょっとでもあるなら、モテ期の前にまずは反抗期。 今の家族から離れよう。お母さんからランチに誘われたら断ろう。

「もう放っておいて」
ぐらいの気持ちが必要
なのだ。


親と共依存だと結婚できないし、結婚できたとしてもパートナーとの関係が壊れやすい。
怖いのは、こういう方の中にはいい歳なのに「親のせいで結婚できなかった」と親のせいにする方もいる。

きっと、できないことはすべて周りのせいにして、一生を終えるのかもしれない。



菊乃の写真
婚活コンサルタント「菊乃」

28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。

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