【LINEあり】実際に相談された婚活サイトで出会った酷い男の話
婚活コンサルタントの菊乃です。
「菊乃さん、聞いてください!」
と、自分の出会った悪魔のような男についてぶちまけた女性がおりました。
ご本人の了解を得て、とあるLINEの会話も公開させていただきます。
悪魔に出会ったのは2016年の1月ごろだそうです。
結婚に焦り始めた婚活アプリで…
「今年で30歳になるし…」
婚活アプリをつかって彼女が出会ったのは大阪大学大学院卒で35歳の大手銀行員、敦司だった。敦司は会ってみると背も高く気遣いもできる。
2回目に会った時に彼は「本気になってもいい?」と言われた。
「付き合ってください」でも「好きです」でもなく「本気になってもいい?」というグレーな告白だったが彼女は嬉しかった。
2回目のデートで食事が割り勘だった。
前の彼氏も割り勘だったのでさほど気にしなかったが相手は6歳年上の銀行員。
グレーな関係?付き合いだしてからデートは全て割り勘
次に会った時にホテルで肉体関係になる。
そのときに敦司は、行為の最中にスマホを取り出した。
「カメラ越しで見ると興奮する」といって写真を撮ったのだ。
そこから敦司はホテル代も食事代もきっちり割り勘になっていった。
週末は会えず平日夜だけ。
身勝手な行動が増えてきて、
彼女から別れを切り出したのだった。
こちらが別れ話後のLINEでの会話です。
敦司はその別れ話をした店での食事代も割り勘を求めてきた。 「払っておいたから。3,000円ね。この前のお茶代と合わせて4,000円。会いたくないなら振り込みでもいいよ」
続きの会話です。
呆れた!こんな男と付き合っていたのかと彼女は怒った。
大手銀行勤務で趣味がゴルフの彼に払えない額ではないだろう。
「もう連絡してこないで」と彼女は送った。
そうしたら、ホテルで撮ったアノ最中の写真が添付されてきたのだった。
はじめから"裸の写真"が狙いだった
「ばらまかれたくなかったらお金払って」と敦司は脅してきた。
賢く勇気がある彼女は、スマホを持って警察に相談に行った。敦司は事情聴取を拒んだが、強制捜査になり彼は逮捕。彼のスマホからは他の女性の裸写真も発見されたという。
敦司が友達に送ったらしいLINEも発見された。
「あの女も15万くらいやれば被害届下げるだろう」
確信犯なのだろう。
初めから出逢いではなくて、お金を巻き上げる目的で登録しているのだ。
出会い系サイトが犯罪に使われる事も珍しくない
思い出してほしい。
「なんでこんな殺人鬼が結婚できるの?」という方が過去にちらほらいたではないか。
6人の男性を殺したとされる体重0.1トンの木嶋佳苗。
彼女も出会い系サイトで相手を探して自殺に見せかけて殺していた。
木嶋佳苗はアラフォー・デブ・無職でしたが相手の男性は40~80代とかなり年上。
彼らから見れば自分は「若いコ」に見えることも、
自分の売りポイントもちゃんと知っていたのだ。
付属池田小学校殺人事件の犯人で死刑になった宅間守。
事件を起こした時に4回の結婚・離婚を繰り返していました。
彼は結婚相談所を利用して年上の女性と結婚し、女性の苗字になり本籍も移していた。
このような良心のかけらもなくて人を利用することしか考えていない彼らを弁護する気はない。婚活サービスを利用している方のほとんどは善良な市民だ。
全員が真面目な婚活をしているわけではない
「ここならこんなにたくさんの人が登録しているんだから運命の人に出会えるわよね」
と、日常生活で全く出会えなかった理由を分析することもなく、
年齢からの焦りで登録しちゃう方は簡単に騙されてしまう。
これまでナンパもされたことないのに、
なぜかコミュニケーションもない異性から好かれたらそれは罠かもしれない。
自分を客観視できないって怖いですね。
ただ、婚活サービスは素晴らしい相手と出会える可能性も十分あります。
良からぬ目的で使用している人もいるという事を認識して、
しっかりと相手を判断しながら活用するようにしましょう。
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。
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