結婚相談所に入会する前に確認したい7つのポイント
こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
結婚相談所はどこも同じと思っている方が多いです。会員数とか値段、年齢層、会社の知名度で決めてしまう方が多くとてももったいないなと感じます。
まぁ、仕方がないとは思いますよ。活動している人も周りに言わないのでしょう。「#今からお見合い」なんてSNSで投稿もしません。中の活動について様子を知りえないのです。
結婚相談所はお見合いをするまで、お見合い後の関係性の深め方、お見合いできる人数、婚活疲れの対処についてなど仕組みが異なるのです。
婚活サイトと結婚相談所の違い
婚活サイトはぶっちゃけ既婚者も登録できちゃいます。それは独身証明書の提出が義務付けられていないから。年収も仕事も自己申告で、フリーターが「年収1500万円 医師」と書こうが、登録はできます。その点、結婚相談所は年収、生年月日、学歴、独身かどうかは偽れません。
結婚相談所との大きな違いはこの身元証明の厳格さでしょう。書類をそろえるのも大変なので結婚相談所は気軽に登録はできません。
多くの婚活サイトの場合、マッチングするとメッセージのやり取りをしてデートの約束を取り付けます。結婚相談所の場合はここが違います。
条件に合った人を紹介してもらえるか、自分で探すか
例えば女性側が年収400万円以上、大卒、身長165センチ以上で東京埼玉千葉県在住の婚歴ナシ、禁煙者、27~35歳の男性を探していたとします。
多くの婚活サイトはその条件で自分が検索して、相手を探し、「いいね」を送ります。結婚相談所でもそうやって自分で探して、お見合い申込みを送るシステムになっています。
お見合い申込みを送れる人数の上限は結婚相談所によってさまざま。無制限だったり、20人だったり、入会が安い代わりにお見合い1件ごとに料金が発生するところもあります。ここも入会前に確認しておきたいですね。
ほとんど断られる方もいれば断られないでほぼお見合い成立する方もおります。断られればショックですよね。
逆に向こうからお見合い申請が来る場合もあります。それは「OK」をすれば会えるのです。
結婚相談所はその条件に合う男性を会員の中から探し毎月数名紹介してくれるところがあります。それも紹介された方のプロフィールを見て、会うかどうか決めます。
個人経営の仲人がいる結婚相談所だと「おおらかな人がいい」などデータに現れない人柄の注文もくみ取ってくれる場合があります。「手作りのお見合い」等とHPにあるところがそういう仕組みのお見合いセッティングをしてくれるところです。
デート前にメッセージのやりとりがない?
双方が「YES」ならメッセージのやりとりはなく次は初デート(お見合い)の日程調整に入るスタイルが多いです。ゼクシィ縁結び、パートナーエージェント、IBJ、良縁ネットはこのスタイルです。
文面に悩む方や、メッセージのやりとりがなく初デートに進むスタイルの方がやりやすいという方は多いかもしれません。
こちらもデメリットがあります。お見合い成立したら会わなきゃいけないのです。
相談所によってはお見合いキャンセル料が発生する場合も。
この初デート(お見合い)までのやりとりを婚活サイトのように会員同士が自分でメッセージのやりとりをして予定を調整する相談所もあります。ツヴァイ、オーネットはこのスタイルです。
会う前にメッセージのやりとりをして様子を見たいのならこちらの仕組みはおすすめかもしれませんが、なかなか会えずに終わるという方も多いです。
マッチングしても、メッセージで「?」と思えば会わないこともできます。
会うに至るまでを自力でやるのがいいのか、結婚相談所の仲介があったほうがいいのかあなたはどちらでしょうか?
相談所の中にはお見合いの立ち合いやお店決めまでやってくれるところもあります。サポートの度合いは結婚相談所によってさまざまです。
初デートで連絡先交換禁止?
はじめてお見合いをして、その相手が嫌な人で2度と会いたくないとします。その方から連絡先を聞かれたら嫌ではないでしょうか?だから相談所は初デートで連絡先交換を禁止しているところもあります。
また断りにくくなるため初デートの支払いは割り勘を推奨しているところと、男性が支払うことを推奨している相談所があります。そこは事前に確認しましょう。
会う前にメッセージのやり取りが無い結婚相談所がお見合いを仲介するところは基本的に1回目デートで連絡先交換は禁止です。結婚相談所の会員専用ページにログインし、お見合い管理画面で「YES」「NO」を入力する仕組みです。双方が「YES」ならば相談所のシステムを介して相手に連絡先が伝わります。
オーネット、ツヴァイは連絡先交換自由でお断りも自分でやるシステムです。
婚活に疲れた!お休みしたい場合に休会制度があるかないか?
忙しい、あるいは断られてメンタルが落ちてしまったなど一時的に婚活から離れたくなることもよくあります。そんな時に、会いもしないのに毎月会費が出ていくってそこもストレスではないでしょうか?
「休会」という制度がある相談所があります。月謝が安くなるとかあるいはその期間紹介がストップすると言った違いがあります。
休会も「最長3カ月まで」「年に1回まで」とルールがある場合が多いです。ご相談にくる方の中には
「実は結婚相談所はいっているだけどずっと休会中なんです」
という幽霊会員もおります。
一回、婚活から離れるともう嫌になることが多く、期限を決めてリフレッシュならありですが、休会することが果たして良い成果を産むかどうかは判断の難しい所。
結婚相談所の入会前に確認しておきたいことをまとめるとこの7つです。
2.1カ月に自分からお見合いを申込める人数
3.1カ月に相談所から紹介してもらえる人数
4.当日の連絡先交換がありかなしか
5.お断りの場合は仲介してくれるのか自分でやるのか
6.お見合いの支払いについてのルール
7.休会制度の有無と休会ルールの確認
入会の決め手は人それぞれです。値段重視、会員のスペック、担当者との相性が重要だったり、どれが正解というのはないのですが決める目安として参考にしていただけると幸いです。
これだけははっきり覚えておいてください。結婚相談所はどこも同じではない!
HP:ベストパートナープロジェクト
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。