結婚相談所やアプリの自己紹介文・プロフィールで強調すべき趣味
こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
結婚相談所や婚活アプリで活動している方にとって、結婚への第一歩になりえるのが写真と自己紹介のプロフィールです。
相談所の方にお話を聞くと年収が高い男性、若くてかわいい女性は入会して1週間で数百人から申し込みがある事もあるそうです。
でもね、そんな方はごくごく一部。多数派の方はより自分の魅力が伝わるように書かなければいけないのに
「初めまして。プロフィールを読んでくださってありがとうございます。明るい家庭が築きたくて登録しました。友達からは優しいねと言われます。美味しいものを食べるのが好きです。どうぞよろしくお願いします」
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のように何ら印象に残らないことばかり羅列している残念プロフィールが多い。
すごく年収が高い、若い巨乳美人ならこれでもお申込みあるんじゃないでしょうか。
私は大手結婚相談所の会員様向けに定期的にプロフィールのセミナー講師をしております。いろいろお話を聞くと「もっとそこを強調して!」と思う仕事・趣味がある方が多くとてももったいないと思います。
今回は、もし該当するのならば強調して欲しいということを男女別に解説いたします。
女性版:スポーツ観戦が好き。野球が好き
「女らしい趣味を強調した方がいいのかな」と思ってある女性は料理や裁縫と書いておりました。しかし、話を聞けば野球好きで毎月どこかに観戦に行っているそうです。
そこで野球好きを全面に出し、プロフィール写真も好きなチームのユニフォームを着て撮り直し。サブ写真はスタジアムに行ったときのものに変えたところたくさんの男性から申し込みがきました。
男性と共通の会話になりやすいスポーツ観戦の趣味は全面に出しましょう。
女性版:歴史好き
川越や鎌倉のように歴史がある街に出かけるのが好き、神社仏閣を見るのが好き、そういう女性はぜひ歴史が好きなことを強調しましょう。
「そんなに歴史に詳しい訳じゃない」と思う方もいらっしゃいますが、ライトな歴史好きの方は「一緒に大河ドラマを見られる方に出会いたいです」「お城や神社仏閣巡りが好きです」と書いてはいかがでしょうか。
女性版:仕事が公務員・教員・看護師・薬剤師などの医療関係
今は共稼ぎを希望する男性が殆ど。しっかりキャリアがある女性の方が好まれます。収入の高い男性も結婚して専業主婦になりたい女性より自立した女性を好みます。
自立しているように見える公務員、看護師、薬剤師といった結婚後も仕事を続けるイメージが強い仕事の方はしっかり仕事を書いておいてください。
また、自立している=結婚したいではありません。申込みが少ない場合、こうした職業の女性が改善すべきは日ごろのメイク、服装といった美意識です。女性に身だしなみの指摘をしない役所勤めの方はまずはメイクを習いましょう。
男性版:甘い物が好き
男性は甘い物が苦手と思っている女性が多いです。好きならぜひ強調してください。甘い物でも和菓子なのか洋菓子なのかコンビニ新作チェックするのが好きなのかいろいろあると思います。
「スイーツも好きなのですが一人でお店に行きにくく、一緒にカフェに行ってくれる女性に出会いたいです」
と書いてあったら好印象でしょう。
男性版:料理をする
自立した女性が増えているのに昭和の価値観で「美味しい料理を作ってくれる女性が理想です」と書いている男性がおります。結婚後に家事負担が増えるようなお母さんの代わりを妻に求める様な男性は人気がありません。
下手でも簡単なものしか作らなくても料理をするのならそこは強く強調してください。
「一人暮らしなので料理洗濯は自分でやります。そんなにレパートリーはありませんが得意料理はチャーハンです」
と書いてあると一緒に家庭を持つイメージがしやすいです。
一方で、家で作るのにこだわり食材を買って来るような、ものすごく料理が上手な男性もおりますね。極めすぎている男性は「奥さん要らなそう」に思われがち。加減は難しいのですね。
男性版:海外旅行が好き・海外に関わることをやっている
女性は旅行好きが多いです。一方、多くの男性が「海外旅行が好き」という女性をお金がかかりそうと思います。
海外旅行が好きならぜひそこはアピールしましょう。
またそんなに旅行に行かなくても「仕事で英語を使うことが多く英会話スクールに行ってます」「イギリスに留学していました」という海外に関わりのある方は興味を持つ女性が多いのでアピールしてください。
男女共通:お花見、花火大会、紅葉狩りに行きたい
男女ともに「お出かけが好き」と書いている方が多いのです。具体的にどんなお出かけが好きなのか書いておきましょう。
「一緒にお花見や紅葉狩りなど季節のイベントを楽しめるといいですね」と書いてあると自然があるところにデートに行けるなとイメージが持ちやすいですよね。
つくづく思うのが昭和の『男らしさ』『女らしさ』をアピールした方がいいのかなと思ってしまう方が多いのは残念です。男が家事力を、女が経済的自立をアピールする時代かと。
HP:ベストパートナープロジェクト
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。