結婚相談所の説明を聞きに行ったら監禁すれすれの勧誘をされた
こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
全ての結婚相談所ではなく、ごく一部なのですが昔ながらのしつこい勧誘をするところがあるそうです。
私も10年以上前にネットで「結婚チャンステスト」というのに答えていったら、当時最大手だった結婚相談所の資料請求画面になったことがあり、そのまま【送信】ボタンを押してしまったのです。
その「送信」ボタンを押して、10分しないうちにすぐに電話が鳴りました。
「ちょうど菊乃様に紹介したいステキな男性が入会したので資料を送ります」
とのことでした。
届いた資料には「菊乃さまの条件に合った人は〇人います」という結婚チャンステストの結果と顔写真を隠した男性会員のプロフィールが入っておりました。どんな男性可と言うと「29歳、弁護士、年収〇〇〇〇」みたいなハイスペック。
その瞬間に一気に「あ~、こういう手口ですか」と冷めてその相談所に不信感しかありませんでした。
翌日も営業の電話があり、入会しない意思を伝えたのですが再度電話が。その番号を着信拒否にしたら違う番号からかかってくるほどでした。半年後ぐらいにもまたかかってきました。
その相談所は経営が悪化したのか、運営元が事業売却しています。今もお店は全国に存在しますけど。
相談所の説明を聞きに行って4時間勧誘され続けた
ご相談にくる方から話を伺うと、結婚相談所の勧誘を受けたという内容をよく聞きます。婚活パーティーに参加したら『相談所の方が効率いいですよ』と言われたそうです。
ある方は私がかつて資料請求をした結婚相談所の説明を聞きに言ったら、4時間も説得されたそうです。
「他の相談所も検討しているので、ちょっと検討してみます」
と言ったところ
「どちらの相談所と比べているのでしょうか?」
と聞き返され、別の相談所の名前を出したところ会員数の比較表を出してきて
「ここと比べてうちはこんなに多いの。だからそっちの相談所よりうちに入ったほうがいいわよ」
と言われたそうです。彼女は何とか切り上げてお店を出たそうですが朝10時に予約して、相談所を解放されたのは午後2時だったそうです。
他のサービスの悪口を言っても、その相談所が魅力的に思えなかったら入会しませんよね。
まるで
「あの男はやめておけ。俺の方が友達多いから俺と付き合った方がいいよ」
と言われたって全く魅力は感じない。それどころか不快感しかないですよね。
婚活アプリ、婚活パーティーを「婚活じゃない」と言う相談所
近年、婚活アプリ等の手軽な出会い方が増えました。そうした出会いでなかなか結婚に至らず、結婚相談所の入会を検討して説明を聞きに行く方もいるでしょう。
個人経営型、大手の結婚相談所とわず「マッチングアプリなんて婚活じゃない。あれで結婚する人もいるけどあれは恋活」とかいってさも、結婚相談所が格上のようないい方をされることがあるようです。
そう言いたくなる気持ちも分からなくはないんですけどね。アラフォーでペアーズを使って「ペアーズでも出会えるよ。だから結婚相談所まで使わなくていい」と遊ばれていることに気が付かない女性も多いので。
結婚相談所は「独身証明書」という公的書類を提出している人だけが登録しています。既婚者が紛れる心配はない。ただし今現在結婚相談所に登録している独身男性を全て合算しても25~45歳の独身男性の1%以下だと思いますよ。
どれが自分にとってのよい出会い方か最終的に決めるのは本人かなと思います。
他のサービスを悪く言わずに自社サービスの魅力を伝えればいいのに。
しつこい勧誘で困ったら消費者窓口へ
自分で「嫌です」ときっぱり断りましょう。
もしも、断るのが苦手で、今もそうしたしつこい勧誘で困ることがあったら消費者ホットライン「188」に電話しましょう。覚え方は「イヤヤ」だそうです。
HP:ベストパートナープロジェクト
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。