“1通目が全て”返事がくるファーストメールとは
メールを送ったのに返事がない、メールのやり取りをしていても返信がこなくなってしまう…。婚活サイトを使っている人なら、誰もが一度は経験する悩みではないでしょうか。
特に悪いことを言ったつもりはないのにどうして?と頭を抱えている人も少なくないと思いますが、ズバリ、それは「ファーストメールに魅力がないから」です。
初対面の印象が大事というのは、対面の場でもメールの世界でも一緒。気が合わないと思えばスルーされますし、好感を持ってもらうことができればその後の進展も期待できます。
文章のコピペは厳禁
ファーストメールは、これからメールのやり取りが続くかそれとも途絶えてしまうかの大事なメールですが、一番やってはいけないのは定型文のコピペです。
「はじめまして、出会いを探して登録しました。よかったら返事ください。」
逆に考えれば分かると思いますが、もしあなたがこういったメッセージをもらったら返事をしたいと思いますか?きっとほとんどの人が返信をしたいと思わないでしょう。
本気の出会いを探しているのであれば、ファーストメールにこそ力を注いで、相手の関心を引けるように努力してみてください。
ファーストメールの三原則「タイトル」「理由」「共通点」
まず、ファーストメールの中でも最も重要なのがタイトルです。どんなに素晴らしい内容のメールを書いても、タイトルで興味を引くことができなければ開封されることはありません。
「はじめまして」や「よろしくお願いします」などのありきたりな文言は避け、あなたがメールで最も伝えたいことを書くようにしましょう。
次に、必ず書かなければいけないのはメールを送った理由です。万人に送れるメッセージは便利ですが、抽象的すぎて誰の心にも響きませんので、相手のプロフィールをじっくりと読んで、魅力に感じたところや惹かれたところを書いてください。
具体的に褒めるとより効果的ですので、「写真を拝見して優しそうな笑顔に惹かれました」などの読み手が笑顔になるものが理想です。
そして共通点から話を発展させることも大切です。地元、趣味、仕事など、共通点があるだけで親近感が沸きますし、警戒心も取れて返事がきやすくなります。
女性は長文にならないように気をつけて
女性の場合に気をつけたいのが、「自分主体の長文メール」です。一般的に女性は男性に比べてメールが好きという人が多く、そのときの感情や日常のふとした出来事まで長々と書いてしまいがちですが、男性にとってのメールは用件を伝える伝達手段のひとつです。
もちろん婚活サイトでの出会いはメールからの始まりになりますが、ファーストメールであまりにも長々と書かれてしまうと、読む気がなくなるだけでなく何て返事をしていいのか分からなくなってしまいます。
200~300文字程度で用件をしっかりとまとめ、読みやすい文章を書くように意識してみてください。また、ファーストメールで確実に返事をもらうためには、相手が返信しやすい質問をすることが重要です。
例えば「休日には何をしているんですか?」では多くの人が返答に困ってしまいますので、相手のプロフィール欄に書かれている内容を参考にして、より具体的に聞いてみるといいでしょう。
映画鑑賞が趣味と書いてあれば、「映画はどんなジャンルが好きなんですか?」という聞き方であれば相手も答えやすくなります。
男性は焦らずじっくりのスタンスで
男性の場合に最も注意したいのは、「会いたい」旨をすぐに伝えることです。男性にとってメールは伝達手段のひとつでありコミュニケーションの方法と考える人は多くありませんが、婚活サイトはメールから始まる出会いです。
また女性は男性よりもインターネットでの出会いに慎重ですので、ファーストメールで「まずはちょっとだけでも会ってお話しませんか?」などと書いてしまうと相手を警戒させてしまいます。
婚活サイトに登録している女性は奥手な人が多く、まずはメールで仲良くなってから会いたいと思っていますので、少しずつ距離を縮めていくようにしましょう。
女性は「共感」をしたい生き物ですから、相手のプロフィールに書いてあることを引き合いに出して、趣味や価値観が似ていることをアピールするといいでしょう。