婚活パーティーで結婚相談所に勧誘された話

 婚活パーティーで結婚相談所に勧誘された話

こんにちは。
恋愛、婚活コンサルタントの菊乃です。

ある程度の年齢になって相手もいないで焦りだしたとする。したくないけれど、婚活しなきゃいけない。

そう思うようになった方が、重い腰を上げて婚活パーティーに参加したとします。企画によりけりですが婚活パーティーは外見重視の出会い方です。一部の華やかでコミュニケーション力がある方に人気が集中する。

目の前の相手が自分に興味がないのが分かるのに、話さなきゃいけない苦痛の時間かもしれない。そうやってやっと終わったと思ったら、スタッフからマンツーマンで

「〇〇さんは大勢の方に出会う婚活パーティーよりも結婚相談所の方が向いていますよ。今入会なら登録費用3万円は無料です。結婚したいならいつやるの？今でしょ！」

と結婚相談所の勧誘をされたという話をよく聞きます。落ち込み、平常心がない時に言われて思わず入会してしまったという方もいらっしゃるでしょう。

婚活パーティーに参加することは、申込み手続きそのものは数分で終わるし、参加費用も数千円でしょう。ものすごく緊張したとか心理的なハードルはあっても、物理的なハードルは低い。

一方で結婚相談所は申込みに「独身証明書」という本籍地の役所が発行する公的書類が必要で、遠方ならば取り寄せに1週間以上かかることもある。登録10万円前後、月謝1万円ぐらいとコストもかかる。気軽に利用できるサービスではないのです。

その為、結婚相談所がサービス認知向上を目的に婚活イベントを開催することはよくあります。

婚活イベントが「お試しセット」で結婚相談所が定期購入商品みたいなことです。

結婚相談所も事業展開している会社が主催する婚活パーティーならそりゃ、同じ会社の事業の案内ぐらいあるでしょう。それが簡単な説明程度と受け取るか、勧誘と受け取るかその点は難しいところ。

婚活パーティー「おとコン」は、参加者アンケートで「お見合いサービスに興味がある」と回答した方には、同じ会社が運営している結婚相談所パートナーエージェントの説明会の案内が届くようです。

勧誘が一番あるのはIBJのパーティーパーティーではないでしょうか。全てのパーティー会場に共通する訳じゃないのですが、IBJメンバーズという直営結婚相談所の隣にパーティー会場があるのです。

ある方はマッチングしたのに結婚相談所に勧誘されたとか。
パーティーの企画も

「年収600万円以上＆禁煙男性　スタイリッシュで紳士的な男性」
「恋人いそうと言われる人向け」
「スタイルがいい女性限定」
「若く見られる＆容姿を褒められる女性限定」

など読んでいて恥ずかしい名前のパーティーが多い。

ただ「30代向け結婚前提の出会い希望している人向け婚活パーティー」よりもターゲットが絞られ参加者のある程度のスペックが把握できるような企画が多い。

これって結婚相談所がバックエンド高額商品で、婚活パーティーがフロントエンド商品なんじゃ…？

もし、勧誘が嫌なら主催している事業者も調べましょう。あとは、運営者と顔を合わせることがない婚活アプリにするか。さっさと結婚して婚活卒業したいよね。

婚活コンサルタント「菊乃」
HP：ベストパートナープロジェクト

28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。