婚歴、病気、宗教や過去の黒歴史は婚活でどう伝える?

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婚活コラム写真

こんにちは。
恋愛、婚活コンサルタントの菊乃です。

たまに、怖い話を聞くことがあります。

ある女性からお聞きした元彼の話です。

その男性とは出会って話していてとても楽しく何度かデートを重ねて告白され、それから数か月して結婚の話も出ました。幸せの絶頂ですよね。

ある時、彼の車で遠出をしてドライブに出かけたそうです。

高速道路で彼女は乗せてもらっているし高速道路料金を出そうとしました。彼は小銭を受け取らず
「いいよいいよ」
といって料金所の人にパスポートのような物を見せて、お金を払いました。

何かのクーポン?その表紙には「障害者手帳」と書かれていたのです。

「え?これどうしたの?」
彼女は尋ねます。

彼は普通の男性に見えました。
「後で話そうと思っていたけど、腎臓が悪くて人工透析を受けていて障害者手帳持っているんだ」
と言われたのです。

そこからケンカに発展。

いろいろ考えた末、彼女は別れを切り出したそうです。
「障害者手帳を持っているから結婚が考えられないという訳じゃなく、病気を隠されていたような気がして、信じられなくなりました。告白してくれたタイミングで話してくれたら別だったかもしれませんけど」

判断が難しい事なのですが、あとで知って「隠された」と相手が思うようなことは初めに伝えたほうがいいでしょう。30年前後生きてきたらそりゃ何かある場合はあるでしょう。離婚、子どもがいる、学校中退、留年、ジャニーズ追っかけしていた等。

特に婚歴、子どもの有無は戸籍謄本にしっかり載ります。入籍する時って婚姻届けと一緒に戸籍謄本も提出するのです。(本籍地の役所であれば不要)それを見れば分かること。

「離婚しているけど別に子どもはいないから婚歴ナシでいいよね」

婚歴があるのに初婚と偽って結婚相談所等に登録する方が希におります。結婚相談所は登録に当たり「独身証明書」という公的書類は提出する必要があるのですがこれは離婚歴の有無まで分かりません。

離婚経験者でも構わないという条件で相手探しをしている人は大勢おりますが、そんな相手だって初婚と思っていた相手が実は離婚歴があったと発覚したら信じられなくなる可能性はあるでしょう。

婚歴は初めから公開しておく方がいいでしょう。後々トラブルになりやすいためです。

その他にも、宗教、ネットワークビジネス、金銭、親族のトラブルも破談原因になる場合があります。

逆に過去に全く浮いた話がないまま30代40代になってしまった方もいるでしょう。年齢=恋人いない歴の方が婚活をする場合、基本的に自己紹介文などで交際経験0はアピールしないようにしてください。

告白をされて(自分から告白して)お付き合いが始まるタイミングで「実は一度もお付き合い経験がないんです」と相手に伝えておきましょう。

何があっても一生一緒にいる味方となる家族を作りたいというお気持ちはどなたもお持ちでしょう。基本的にネガティブ情報は相手が気付く前に自分から伝えてください。

お金のことをはっきり話さないまま結婚話を進めていたカップルがおりました。

結婚式を挙げるにもまとまった貯金がないから銀行のブライダルローンを組もうという話になったらローン審査が通らず相手の借金が発覚したという例もあります。このカップルの場合は、それをきっかけにお金のことをしっかり話し合うようになり結婚に至りました。

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菊乃の写真
婚活コンサルタント「菊乃」
HP:ベストパートナープロジェクト

28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。
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