美人は婚活で不利っていうけれど、あなたは不利なほどの美人ですか？

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こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

「かつてモテた美人ほど、婚活すると苦戦する」
といわれております。学生時代や20代でモテて、自然と結婚ぐらいすると思って30代になってしまった方、確かに大変。恋愛経験がそこそこあれば、自分では恋愛中級者以上と思うでしょう。

そんな方々から
「菊乃さんって、非モテの人向けでしょ」
なんて言われたこともありますが、そんな方々が「非モテの人」と見下す方々の方が、非日常の恋愛と日常の結婚をごちゃまぜにせずにサクッと結婚していくのです。

ドキドキさせてくれる男性は恋愛にはいいかもしれないけれど、結婚には不向き。恋愛の延長上に結婚があると思っているモテ経験を捨てれない30代美人は確かに婚活で苦戦します。

とはいえ、あなたはかつてモテた美人なんでしょうか？

一定の年齢を超えた男女の、恋愛相談というのは気を使うものです。
「〇〇ちゃんは美人過ぎるから男が気が引けて誘いにくいんだよ」
なんて言うお世辞を間に受けたことはありませんか？

20代の頃、独身女性とのクリスマス会を毎年やっておりました。地元の同級生の結婚式に参列したことがあったのです。ちょっとそこも期待して参加する訳ですが、収穫はゼロ。「いいなぁ～」とおもって花嫁を眺めているのです。

花嫁から
「今日はありがとう。旦那の男友達が菊乃ちゃんのこと素敵だって言ってたよ」
なんてメールが来て舞い上がったのです。もしかして紹介が来るなんて期待します。

しかし、メールには続きがあり、
「私が紹介するよって言ったら、『東京で働いているなんて高嶺の花』って言われちゃってさ」
で締めくくられておりました。

そこで「私は高嶺の花だから誘われないんだ」と間に受けていたのですよ！髪の毛自然乾燥、ノーメイク、365日スニーカー女がおだてられて調子に乗りました。高嶺の花なわけがなく、まず咲いてさえいないのですが。

ブスに対しても、世の中の人は簡単に「男が引くんだよ」「高嶺の花すぎるんだよ」というのですよ。

他にも間に受けてはいけない御世辞って世の中にたくさんありますよね。

「若いですね」は最もよく言われるお世辞かもしれない。そりゃ～、安室ちゃんみたいに神々しい40歳もいますけど。一般人に言われる「若いですね」ってただのお世辞である事が多いでしょう。

32歳で27歳に見られるからって安心していたとしても、偽物が本物の20代に勝てる訳がない。ただの幼いおばさんよりも、本物の20代が婚活でも就活でも有利。

そもそも、本当に若い人に「若いですね」なんていう？何にでも挑戦できる本当に「若い」と言われる年齢の人に対し「若いですね」とは言わないでしょう。

24歳女性がいたら
「若いのにしっかりしているね」
とか若さではないところを褒めませんか？

若いですねと褒められるのは年相応です。それで安心しないこと。

あるアラサー女性は、結婚したいなと思いながら具体的に動くことはなかったそうです。友達から「紹介したい人がいる」と言われて、それを期待して紹介してもらえるものだと思って待っていたそうです。

いつまでたっても紹介の話は進まないのですが、「紹介したい人がいる」と言われたことで安心してしまっていたとか。

友達「この人どうかな」と思い当たる男性がいたことはウソではないと思うんですが、その時点でその男性が今もパートナーを探しているかどうかって定かではないのです。

もしかしたら、すでに彼は彼女がいるかもしれないし、今は仕事が忙しくてそれどころじゃないかもしれない。あるいは、友達自身が忘れたとか、多忙で他人のことに構う余裕がなくなるかもしれない。

知人からの紹介話は、あったとしても実際に会うに至るのは3割程度でしょう。待っていてもダメなのです。

周りの方からのその場の慰め＆気休めを間に受けないように。気にかけてくれたことは感謝しつつも、自分の言動・外見を見直してみて。

お世辞を間に受ける厚かましさは、裏を返せばセルフイメージが高いポジティブな人。気にかけてくれる友達だっているんでしょう。だったらそんなにコミュニケーション力に大きく問題があるわけじゃないと思うの。

じゃ、なぜ出会いがないのか？

仮説でしかないんだけれどもね、ポジティブでコミュニケーション力もそこそこあるのに出会いがないのは外見に問題があるのだと思うよ。

カジュアルと手抜きを間違えているとか、若いころからヘアメイク・服装が止まっているとか。でも一定の年齢を超えたらブスにブスなんて誰も言わないのよ。例えばですが、メイクを基礎から見直し習ってみては？

婚活コンサルタント「菊乃」
HP：ベストパートナープロジェクト

28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。