婚活で知り合った女がサクラだったら、自分の努力不足を疑え

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婚活コラム写真

こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

たまに、男性からのお問い合わせもあります。ある男性は結婚相談所からの紹介でご相談に。

基本的に、結婚相談所は男性会員の方が数が少ないので男性有利になりがち。しかも、彼は割と安定したところに努めているのでスペックが悪いわけじゃない。

結婚相談所に入った理由は
「婚活パーティーに参加していたけれど女性はサクラばっかりだったんです」
とおっしゃるのです。

今どき、サクラを雇う婚活パーティーはないと思うけれど、どういうことだろうか? 

女の真に受けてはいけない言葉1「友達の付き添いで来た」

参加した婚活パーティーは、1対1で向かい合って座って5分ぐらいしたら男性が隣にずれていくものでした。あまり話せず、緊張して終わりだれともマッチングできませんでした。

だから、自然に話せるというので、一緒に料理を作る婚活イベントも参加したことがあります。

素敵だなと思う方に、連絡先を聞こうとしたら『友達の付き添いなの』といわれて。街コンに参加した時も、いいなと思う女性は『スタッフをやっている友達から誘われたから来た』ってわれて。本気で婚活しようとしていないんです。

相席居酒屋に行った時も、冷凍食品しかないのに1時間いて5000円も払ったのに、相席した女性はただ飯食べに来ているだけの子でした。だから、本気で婚活している女性に出会いたくて結婚相談所に入ったんです

彼の目から見たら、出会いの場であった女性は本気で婚活をしているようには見えなかったらしい。

では、彼女たちは本当に婚活をする気がないのだろうか?女性の多くは「いい人がいたら結婚したい」と思っていて、要するにその相手の男性が彼女たちから見た「いい人」ではないのだ。

「友達の付き添いで来た」という言葉の意味は「あなたとは個別で連絡先交換して、二人で会おうとは思わない」といったところだろうか。そのままストレートに言わず、濁したのは彼女なりのやさしさかもしれない。 

女の真に受けてはいけない言葉2「すごいね」

彼が料理婚活で連絡先を聞こうとした相手の女性は、気が利く女性だったという印象はあるものの、どんな方だったのかというのを何も覚えていない。せっかく料理をしているのだから、料理が好きなのかとか、好きな食べ物は何かとか聞けば誘いやすいのに。

相手の女性が聞いてくれたので自分の趣味のスポーツの話とかそんな自分の話だけ話していたのだ。

「相手の女性も『すごいね』とかいっているから楽しんでいるのかと思っていました」
というのだが、女性の『すごいね』ほどあてにならないものはない。

ここの『すごいね』は褒めているわけではなく『すごくつまらないね』の意味でしょう。

別に自分の話をしてもいいけれど、次に相手に「休みの日は何をしているの?」と聞き返さなければならない。自分のアピールと思って話しすぎる男はモテない。

気が利く女性は、周りをよく見ている。そして、そんな女性はみんな狙っている。特に目立つようなことをしていなくても、女性の話をしっかり聞いて褒め上手な男性がさらっと女性と連絡先交換をしているものだ。 

女の真に受けてはいけない言葉3「価値観が合わない」

結婚相談所に入会すれば、はじめから1対1で会える。それでも彼は2回目になかなかつながらないそうだ。

結婚相談所はお断りの理由を教えてもらえる仕組みになっているケースが多い。といっても「外見」「身長」「年収」「価値観のずれ」の中から選べる程度。彼の場合は毎回「価値観のずれ」だったそう。

はじめは価値観が合わないから相性だろうと思っていたそうだが、何人も続くうちに自信がなくなってきたそうです。

「会話の時は何を話題にするのが正解ですか?」
「プロフィールの趣味はなんて書くのが、女性ウケがいいのでしょうか?」

こういう質問をする男性は多いのですが、彼も正解を教えてもらいたがり、婚活をクリアするテクニックを知りたがる。うまくいかない原因はそこなんだけどな。

今までお見合いでお会いした女性について、どんな思い出があるのか聞いてみても、あまり覚えていませんでした。

常に「何を話そうかな」と自分のことばかり考えていて、相手がどんな人間なのか興味を持とうとしていなかったのです。 

婚活の正解を探し、テクニックを駆使してもバレる

今だって会話テクニックやデートの話題を知ろうとして読んでいる方はいないでしょうか?スポーツとか食べ物とか比較的話題のネタになりそうなテーマはあるけれど、そんなテクニックで会話しても見破れるぞ。

「褒め上手な男性はモテる」ってテクニックを知っても、彼は女性に対し、好かれるという見返りを期待して「かわいいね」と褒めるでしょう。そんなのはすぐにばれるのだ。
褒め上手でモテる男性は心からの褒め言葉を使う。そう思っていることをそのまま言葉にして褒めているのか、思っていないのか女性は表情や声のトーンですぐに感じ取る。

そのテクニックを駆使して、嫁を獲得しようという姿勢は女性からしたら、自己中心的で身勝手で優しくないのです。価値観が合わないと言われ続けるのは、あなたが相手の立場に立ってみるということや思いやりが欠落しているから。

結婚相談所で出会った女性だからその前だけでは優しそうにふるまっていても、それは損得を考えてそうやっているだけでしょう。店員さんへの態度だって女性は見ている。

職場の同僚、利用するサービス業従事者、すべての人にあなたはいつもどんな態度で接している?コンビニの店員につり銭投げたりしていない?日ごろの人に対する態度から、自分の在り方を見直してみよう。
ついでに周りから「あの人、丸くなったね」「気配りできるようになった」と評価されるようになったら「結婚したいからいい人いたら紹介して」と言ってみな。旦那に最適な人柄がいい人なら、誰か紹介してくれるかもしれない。 

まとめ

出会う女性が、サクラに思えたら自分の人柄を疑いましょう。

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婚活コンサルタント「菊乃」
HP:ベストパートナープロジェクト

28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。
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