婚活で相手の学歴にこだわる学歴だけが高い人たち

 婚活で相手の学歴にこだわる学歴だけが高い人たち

こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

婚活において、年齢や外見や性格はもちろん重要な要素。しかし、「キレイな人」「優しい人」の基準は人それぞれ。

条件検索する婚活サイトや結婚相談所での婚活は、数値化できる年齢や年収や学歴や身長というスペックが高ければ有利にはなる。しかし、テストで点数が取れることと結婚して幸せな家庭を築く能力はあまり比例しない。

はじめに思っていた相手の条件とは異なる方と結婚している方だって大勢いる。しかし、条件を変えることを「妥協」と呼び、頑なに相手に求める条件を譲らない女性も多い。

今回は、学歴にこだわる方について。

地方在住の女性から教えてもらった話です。

婚活仲間から地元の優良企業勤務男性との合コンに誘われ、3×3の合コンに参加したそうです。地元ネタで盛り上がり、「どこの中学校出身？」と自然とそんな話題になったそう。

婚活仲間の一人は県下No,1の進学校出身で、みんなその場で「すごいね」と言ったそうだ。そのうち、彼女はだんだん不機嫌になる。

トイレの作戦会議で
「みんな私よりレベル低い高校でがっかり」
と言ったそう。

「別に、あの優良企業に勤務しているんだから出身校なんて関係ないじゃん。それより、あなたは仕事は派遣でしょ」と思ったけれども言えなかったそうだ。

呆れてそこからその婚活友だちと関わるのは辞めたそうです。

ある女性は都内で飲食店を経営する実業家。結婚相談所で出会って結婚した旦那さんは一橋大卒。

「偏差値70以上の大学を出ている男じゃないと」
と学歴重視で選んだそうです。

そういう彼女は高卒。出身校は都内の公立進学校の中でベスト5に入るような有名校。同級生がみんな大学に進学する中、彼女は諸事情で大学には進学しなかったそうです。

その後、自分の店を持って経営しているならいいんじゃないのと思うのですが、彼女の中では「高卒」がコンプレックス。なんとしてでも、有名大卒の配偶者を得て箔をつけたかったらしい。

高学歴だからといって、仕事ができるとは限らない。

K子さんは地方の進学校から東京の有名大学に進学。勉強が好きで、そのまま大学院に進学し大学で研究院を目指しますが、なかなか望む研究ができるポストに空きがなく、教師になりました。教員採用試験の勉強をしてきたわけではないため、非常勤教師です。

出身大学と聞いて地元の駅弁大卒の同僚は「なんでここにいるの？」と聞かれたこともあったとか。

婚活アプリで婚活を開始し、有名大卒男性にアプローチしますが、その女性から「いいね」を送ったのにほとんど無視されたそうです。

学歴だけ高い人は男女ともに価値観が歪む人が多い。同級生のリア充と比較してしまうためです。

本当なら、あの子と同じような生活ができたはずなのに。と、結婚で一発逆転しようとする。そして、婚活必勝のマニュアルを探すのですが、受験と違って正解はないんですよね。

婚活コンサルタント「菊乃」
HP：ベストパートナープロジェクト

28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。