地方在住者は婚活サービスの会員数をしっかり確認しよう
こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
生まれ育ったエリアのニュースを見ると非常にやるせない気持ちになる。
GUが初出店！
駅前に熊出没！
なぜ、こんなことがニュースなんだべ！
民家付近に熊が出没してもニュースにさえ取り上げられないところで生まれ育ったせいか、私のところにご相談に来る方はわりと地方在住、地方出身の方が多いです。そこで今回は地方の婚活方法についてまとめてみようと思います。
結婚相談所に入ったのに、婚活サイトに登録したのに同県会員がいない！
婚活サービスは利用したからといって結婚できるわけではありません。出会いの場を提供するだけであって、相手の気持ちがお金で買える訳ではないからです。
といってもせっかくサービスを利用しても利用者が少なすぎてマッチングしないというケースも。
「業界最大手会員数5万人！」
という結婚相談所の会員数を多いと思いますか？仮に男女比のバランスが取れていると仮定して、男女25,000人ずついるとしましょう。
「25000人もいたら一人ぐらい私と結婚してくれる人がいるだろう」
と思って地方の県庁所在地在住の方が入会したとする。地方とはいえ、県庁所在地です。大学もユニクロもスタバもあり、熊は出ない。
しかし、せっかく期待してログインしたところで、同県の異性の会員が100人前後しかいない可能性があるのよ。
今、3~4人に一人は東京圏（東京、埼玉、神奈川、千葉）在住。名古屋圏、大阪圏に日本の人口の半分以上が集中する。地方ほど高齢化が進んでいるので、いわゆる結婚適齢期の20~40代独身者が利用する結婚相談所は25000人の異性が登録していたとしても、15000人ぐらいが首都圏・名古屋圏・大阪圏かもしれないのです。
残る会員がばらばらと地方に点在。
その中で「年齢は自分より±5歳かな」なんてたった一つ条件を加えただけでお相手は2桁になるかも。
私も「え？ここの街でも！県庁所在地で新幹線も通っているのに～」と思うような地域の方からも「お見合いが成立しない」という悩みを打ち明けられたことは多々あります。
地方・田舎の定義はなに？
東京に来てびっくりしたのが立川とか町田とかに住む人も「田舎だよ」と言っちゃうこと。23区とか吉祥寺、武蔵小杉と比較したらそうだよね～。
選ぶ婚活サービスの会員数をしっかり見てから選んだ方がいいような地方、田舎はどこかという点でいえば、別に立川も町田もそんなに田舎ではありません。
ただ、例えば豊島区在住の人が「立川も町田も遠いな。そんなに遠いと行くのが大変で恋愛するのはしんどい」と思えば会うには至らない。実際に会うのにあたり遠いと感じてしまえば会うには至らないでしょう。
「遠距離恋愛はどこからか？」というDeNAトラベルの調査によると片道3時間以上と答える人が28%と最も多い。片道2時間ぐらいの距離だけれども、お互いが1時間移動すれば会えるならば距離は障害じゃないと仮定します。
100万人都市の札幌、仙台は人口が多いようですが、東京圏の人と恋愛には発展しにくいです。
逆に静岡市は70万人もいないのですが、東京も横浜も名古屋も新幹線使えば1時間ほど。在来線でも日帰り圏内なので、婚活サービスを使っても会える可能性は高い。
東名阪エリアから外れてしまう場合は利用するサービスの利用者人数をしっかり比較して欲しい。田舎ほど、登録者が多いのでとりあえず婚活アプリ「ペアーズ」をおすすめする。
都市部でもあり得るトラブル
また2013年頃ブームになった街コンは、今は東京でも「定員300人」と書いておきながら参加したら数十人ということはあります。
婚活パーティーも乱立しすぎてお客を奪い合い、前日になっても参加者が集まらなくて中止ということもあります。これは都市部でもあり得ること。
婚活サイトは「累計会員数●百万人！」などと公式ページに書いてありますがこれも要注意。累計だから、今の会員数はずっと少ないでしょう。
出会いたいならばまずは人がいるサービスを利用するように。
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HP：ベストパートナープロジェクト
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。
