40代が婚活サイトで失敗する理由

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婚活コラム写真

「婚活」が世間一般に広まったのはおよそ10年前と言われています。以来、インターネットを通じた「婚活サイト」がどんどん現れ、利用者は毎年増加中です。

結婚を希望する40代の方も、その手軽さ・料金の安さから、婚活サイトに登録して活動しているケースが多いのではないでしょうか。

しかし、婚活サイトを利用しても、その成功率は決して高くありません。さらに、40代というのは、出産のリスク、子供が成人する前に定年になる、介護の問題などの理由から、下の年代よりもハンデを抱えていることになります。

そうした現実を踏まえ、婚活サイトを利用する上での失敗理由を見ながら、どうすれば成功率が上がるのかを考えていきましょう。 

目次

どんな「婚活サイト」があるのか

まず、数多くある婚活サイトの中でからどこを選べばいいのでしょうか。どれが自分に合っているのか、何が違うのかを理解し、選択する必要があります。

今回は、大手が運営し、口コミ・評判も良い3つのサイトの概要を紹介します。

①ゼクシィ縁結び

「株式会社リクルートマーケティングパートナーズ」が運営する婚活サイトです。

特徴として、「価値観診断」という18の質問に答えることで価値観を診断し、自分にぴったりの相手を毎日紹介してくれるサービスがあります。

さらにネット婚活業界初の「デート調整代行機能」を導入しており、コンシェルジュがデート(お見合い)までサポートしてくれます。お互いの個人的な連絡先を交換せずに会えるので、安心して初対面を迎える事ができるサービスです。

料金は、会員登録から基本機能使用までは無料、各種サービス利用には男女共通で月額2,592円〜です。

②マッチドットコム

「マッチ・ドットコム ジャパン株式会社」が運営する婚活サイトです。

世界中で数千万人に利用されおり、日本国内でもおよそ200万人が会員登録している世界一の婚活サイトです。

30代〜40代の会員が多く、結婚を意識した出会いが見つかる可能性が高いです。外国の方との国際結婚を希望する方にもおススメのサイトです。

料金は、会員登録から基本機能使用までは無料、各種サービス利用には男女共通で月額1,750円〜です。

③ユーブライド

「株式会社Diverse(IBJグループ)」が運営する婚活サイトです。

婚活で有名なIBJグループが提供しており、累計の利用者数150万人以上、年間2,000組以上の夫婦が誕生している国内最大級の婚活サイトです。

「コンシェルジュサービス」という、自身が疑問・不安に思った事を婚活のプロであるコンシェルジュにメール相談できるというサービスを提供しています。

料金は、会員登録から基本機能使用までは無料、各種サービス利用には男女共通で月額2,320円〜、コンシェルジュサービス利用時は追加2,980円です。

上記のサイトから、自分の特徴に合ったサイトを選択すると良いでしょう。いずれも会員登録と基本使用料は無料なので、まだ婚活サイトを利用されたことのない方は積極的な一歩を踏みこんでください。

「婚活サイト」で失敗する理由とその対処法

ところが、実際に婚活サイトを利用しても、冒頭でお話しした通り、なかなか成功には結びつきません。そして、それは40代であることのハンデだけではない、様々な原因が呼び起こしています。

失敗しないためには、失敗する「理由」を知る必要があります。ここからは失敗の理由を3つの段階に分け、それぞれ分析し、対処法を考えていきます。

①プロフィールを登録する段階

まず、顔写真についての注意点です。

婚活サイトでの失敗談でとりわけ多いのが「会ってみたら写真と違った」というものです。

若いころの写真、もしくは加工した写真等をプロフィールに載せてしまうのです。40代となると、特に容姿に自信がなくなり、このような対処をしがちになります。

プロフィールの時点でいくら誤魔化せても、結婚が目的であるなら相手と必ず対面することになります。写真と大幅に違う人が現れたら、相手は不信感を抱いてその日限りで縁を切るでしょう。

どんな容姿を気に入るかは、相手次第です。現在の自分で、潔感がある写真を載せれば十分です。

次に、プロフィールの内容についての注意点です。まず、年齢、職業、年収、家族構成などで嘘を載せるのは絶対禁止です。

その上で、趣味や仕事の実績、結婚観などを記入する際、気をつける点を紹介します。

まず、自慢や武勇伝的なもののアピールは避けましょう。例えば、「会社の一大プロジェクトに携わっている」「学生時代に○○で全国大会に出場した」等です。こうした過剰なアピールは相手に不快感を与えるものです。「○○会社勤務です」「学生時代○○に全力で打ち込んでました」くらいでよいでしょう。

また、趣味や結婚観について抽象的な表現もマイナスです。

「趣味:音楽鑑賞」「将来は幸せな家庭を築きたいです」では、自身のイメージが相手に伝わりません。「趣味:クラシック音楽が好きで月一回はコンサートを鑑賞しています」「子どもが出来たら一緒にキャッチボールがしたいです」等、具体的に記述しましょう。

プロフィールは自身の分身のつもりで書きましょう。嘘・虚飾・適当はNGです。

②相手とメールで連絡する段階

プロフィールを見て気に入った人がいたら、最初はメールやLINE等でのやり取りから始まります。メールについて、以下の傾向がある方は要注意です。 

・返信が遅い
・質問に答えるのみのシンプルな返信
・質問を無視し自分が言いたいことだけをメールする
・自分からメールをすることがほとんどない

これらは相手に対し「興味がない」と言っているようなものです。自身の送信メールを見直し、心当たりがあるなら改善が必要です。以下の要点を意識してみて下さい。 

メールでのやりとりのポイント
・返信はできれば1日以内、遅くても3日以内に
・初めの内は丁寧な文面を心掛ける。フランク過ぎる文面は不快にさせる
・プロフィールから相手の好きなことについて質問、自身との共通点を探す
・価値観の相違があっても否定しない
・1通のメールに質問を複数書かない
・自己アピールよりも「あなたに関心があります」という意思表示をする
・自慢ネタは控える。失敗ネタのほうが好感が持たれる

ただし、相手に気に入ってもらいたいばかりに、相手に合わせて自分を作り過ぎないようにしましょう。後々対面した際、辛い思いをすることになります。

また、この段階で相手に対し許容できない部分があったら、すぐにお断りしましょう。惰性で脈のない相手とやり取りするのは、貴重な婚活時間の無駄です。

③相手とデートする段階

メールのやり取りで仲良くなり、いよいよ相手と会って話をする、という段階になります。ここが長いお付き合いになる、ゆくゆくは結婚への扉を開けるチャンスとなります。

しかし、この「対面」の段階でも、失敗の危険が伴います。

まず、強すぎる自己主張による失敗です。プロフィールの項でも述べたとおり、自慢話や過去の武勇伝は嫌われやすいです。また、40代という年齢により、過度な「結婚したいアピール」が言葉に出てきてしまう危険が高いです。

自分を知ってもらうことは必要ですが、相手に押し付けるような話し方では距離が縮まりません。それは、もっと親密な関係になってからでよいのです。まずは相手が「居心地がいい」と思ってくれるようなコミュニケーションが必要です。

そのためにも「言葉のキャッチボール」が必要です。相手を考え、取りやすい速度・位置にボール(言葉)を投げる、相手が投げやすい(話しやすい)ように構える、これを会話の中で意識し、距離を縮めていきましょう。

また、「沈黙を恐れる」あまりにやたらと質問をしてしまう、というのも失敗するケースで見受けられます。間を埋めるだけの質問だと、その質問に答えて、その後の話が続かない、という結果になり、ますます空気が重くなってしまいます。

もし「沈黙」状態になっても、「ちょっと一休み」くらいの気持ちで受け止めましょう。その上で相手を見つめれば、会話中に気付かなかったことが見えてくるかも知れません。

40代の会話は「量」ではありません。「質」を重視して相手とのコミュニケーションを楽しみましょう。

おわりに

婚活サイトの利用に関しては、安全面や不透明性から、不安に感じることもあります。

ですが、ネットに繋げればいつでも利用できるという利点もあります。今回紹介しただけでなく、大手が運営している婚活サイトは多数あるので、ぜひ挑戦してください。

また、40代は「年齢」という決定的なハンデがあり、その上で20代・30代との競争に勝つ必要があると思われがちです。しかし、40代は下の世代には無い魅力があるはずです。

現実を踏まえた上で真剣に婚活に取り組み、「40代の魅力」を振りまいていきましょう。

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