「うわ!こうなったらヤバい!」実家暮らし独身の末路
こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
幾度かこうしたコラムで親離れを推奨しております。しかし、アラサー以上で一人暮らし、経済的自立に向き合った方々の話を聞くと、その方々が一人暮らしを決意したのは私なんかの小言ではないようです。
なにが、彼女たちを変えたのか?
それは自分よりもっとヤバい独身実家暮らしの人をみて「こうなっちゃいけないな」とある時、気が付いたそうです。
反面教師にしたいヤバい人とはどんな方々なのでしょうか?そのあまり光を当てられることの少ない女子気分のままオバサンになっている方の特徴をお伝えします。(当事者が相談に来ることはほとんどないのです)
お母さんが作った弁当を持って会社に来る30~40代
ある女性が「実家を出よう」と思ったきっかけは職場の独身30~40代の先輩社員から言われたある一言がきっかけだったそうです。
お昼休みに、彼女の弁当を見た先輩が
「冷凍食品なんていれるの?うちの母はそんなのつかわないわよ」
と言われたそうです。彼女は自分でお弁当を作っていたそうです。
(え?その年で親が作った弁当を持ってきているの?でも私だって実家暮らしだし、こうなっちゃいけない!)
出身高校でマウンティングする派遣社員アラフォー
別の女性の話。婚活するほど彼氏ではなく婚活友だちが増えていったそうです。その婚活友だちから地元優良企業に勤務する会社員との合コンに誘われたそうです。
合コンに参加した時に、出身高校の話になったとたん、婚活友だちがつまらなそうにしだしたとか。
「私はT高校なのに、みんなN高とかなんだね。」
婚活友だちは地元で一番の進学校出身。とはいえ、今は派遣社員です。美容やファッションに気を配り実年齢よりずっと若くてキレイに見えますが年齢はアラフォーで、実家暮らし。
(え?その年で、しかも今はただの派遣なのに相手の学歴に文句言える立場?)
と思って彼女はその婚活友だちと距離を置くことにしたそうです。
50代独身パートで未だに父親宛に健康保険納税通知書が届く
独身で50代実家暮らしのおばさんがいたそうです。仕事はパート。世帯主の祖父宛に健康保険納税通知書や選挙の案内が届くのだとか。
40代実家暮らしは自称普通女子。平気で30代のイベントに参加できる
私も過去に数人40代でずっと実家暮らし低所得というヤバい方がご相談に来ました。しかし、本人はそんなにヤバいと思っていないのです。
街コンとか婚活パーティーとか、30代女性をターゲットにしている婚活イベントなどに参加し周りの女性と比較して自分が年を取っているという自覚はまったくなかったとか。
それどころがこれまでやってこれているため貧困の自覚もない。
惜しくもない人に「ヤバいよ」「ちゃんとしよう」と誰も言わない
でも、そうかもしれません。27歳のマザコンフリーターには「大人なんだから自立した方がいいよ」という人は多い。27歳ぐらいなら未経験でも採用してくれる会社もある。惜しいレベルなのだ。
しかし、40代実家暮らしキャリアがない女性は「惜しい」レベルではない。本当にヤバすぎる人には誰も「ヤバいよ」なんて言わないのです。そして、そういう方の周りに結婚してライフステージを変えて行くような友達はほとんどいない。テレビで見る「働き方改革」「ワークライフバランス」もすべて他人事。
もしあなたがこういう事例を見聞きして「ヤバいな」と感じることができるのであれば、どうかヤバい人を「ヤバい」と感じれるうちに自立しよう。シェアハウスとか安く一人暮らしを始めることができる方法はいくらでもあるから、まず実家を出よう。
「そんなことを言うなんてヒドイ!」と悲しくなるか怒る方はおそらく、一人暮らしができないくらい収入が低いでしょう。婚活以前に、行政の就労支援サービス受けてください。「〇〇県 ジョブカフェ」で検索するとお近くの施設が出てきます。
『願えば叶う』『引き寄せの法則』などスピリチュアル本、自己啓発本が家にあるようでしたらそれらは全て捨てていい。精神世界にのめり込み、成功の途中と錯覚している間に孤独死予備軍になっていますよ。
間違っても「自己投資」と思って結婚相談所なんて入らないように。中には「家事手伝いでも入れます」と書いている田舎の結婚相談所もありますが、入れても大人にカウントされない幼いおばさんを結婚相手に選ぶ方はほとんどおりません。
アラフォー婚活を成功させるには?アラサー婚活を成功させるには?
HP:ベストパートナープロジェクト
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。