残念な生き物図鑑「デート時のお会計で不合格になる生き物」
こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
残念な生き物とは、一生懸命なのにどこか残念な生き物たちのことである。基本的に悪気はなく、一生懸命生きていて、種の保存本能もあるけれども異性から拒絶されることを繰り返してしまう生き物も日本には多数生息している。
現在の日本において、種を残すためには結婚することが必要になってきます。異性に出会うために、婚活の場に出ていき、連絡先交換までできてメッセージやり取りをしてデートにこぎつけたとします。
デートにこぎつけただけでも一応、そこそこまともな男女でしょう。とあるマッチングアプリでは過半数の男性は女性と1対1で会うところまでたどり着けないそうです。そうした会えない雄の中にはアプリレビューに『全然、会えない。サクラばっかり』等書き込みます。
なお、連絡先交換、メッセージのやり取り、デートの調整までを代行するサービスが『結婚相談所』です。
今日はデートにまでこぎつけるのに、お会計の時に不合格になる残念な生き物たちの残念な生態を見ていきましょう。
ご馳走してもらってお礼を言わない女
食事代を男性が出したのに、「ごちそうさま。ありがとう」を言わない残念な女性がいます。
本人にしたらお礼を言っているつもりの場合も多いのですが『あ、どうも』と会釈する程度でリアクションが薄く、男性がお礼と感じないのです。相手に伝わっていなければしていないのと同じですね。
「食事したら絶対に男が出す」という考えの男性でも、お礼を言わない女は却下。そこで2回目はないでしょう。自分の方が多く稼いでいようが、べつに誰かに貢ぐ為に稼いでいるわけではありません。
競争で勝つ女は、お財布出して「おいくらですか?」と支払う振りをして、男性が出してくれると笑顔で『ありがとうございます』と言います。
男性はこういう「役立った感」「活躍できた感」が好き。
割り勘にしたがる女
「ここは僕が出すよ」というのに、「イヤイヤ、いいよ~。私も出すから」と割り勘にしてしまう残念な女性も好まれません。
前と重複しますが、男性は「活躍できた感」が好き。しかし、割り勘にしたがる女性は男性の活躍の場を潰しているのです。
1円単位のきっちり割り勘にする男性
「別に割り勘でも構わないよ」という女性も増えました。ところが、1円単位、10円単位で割り勘にする男性は嫌われます。
仕事の経費申請ならば正確な額を請求してもいいでしょう。デートでその正確さは「ケチ」と判断され女性から嫌われやすいです。
女性に多く出させる男性
「そんな奴いるの?」と思うかもしれません。レアですが生息しています。
そんな珍獣に会ったAさんは、はじめ自分が多く出していると気が付かなかったそうです。デートの時に、伝票は男性側に置かれることが多いため、Aさんは合計金額を知りませんでした。『じゃ、3,000円でいいよ』というから3,000円を出したそうです。
2件目に誘われ、彼女も合意しました。お酒が好きな彼はたくさんたのみますが、彼女は1杯だけ。お会計の時に彼から『じゃ、2,000円でいいよ』といわれたそうです。
「え?私1杯なのに?そんな高いお店じゃなくてあなたがほとんど飲んでいるでしょ」
とAさんは冷めてしまったとか。
珍獣に遭遇したBさんの報告によると、1歳年下男性と1080円のランチを食べたそうです。二人で2,160円ですね。
お会計の際に彼が「小銭がなくて」というので彼女が2,200円出しました。しかし、あとで考えてみると「小銭がない」というのは自分が多く出す理由になるのかな?しかしたかだか160円のことで怒るのもと思ったそうです。まして相手は1歳下。
心が広いですね。
しかし、2回目に会った時も彼は「小銭がなくて」といって彼女が多く出したとか。そこで「やっぱり変」と思って会うのをやめたそうです。
お会計のルールが決まっている出会い方も
マッチングアプリ「ペアーズ」は、プロフィール欄にデート時のお会計についての項目があり、「男性が全部払う」「男性が多めに払う」「割り勘」などから選び自分の支払いスタイルを事前申告できるようになっています。
結婚相談所の中には、会計のトラブルを回避するために割り勘を推奨しているところもあります。男性が全額出すとお見合い不成立の場合に女性が断りにくくなるためだそうです。エン婚活・パートナーエージェント・ゼクシィ縁結びカウンターなどはそうです。
一方で、「お見合いの支払いは全額男性負担」を推奨するのはオーネット、IBJメンバーズ、仲人型の結婚相談所等。
どちらが正解ではありませんが、価値観が違う異性と会うシーンで残念な対応するぐらいなら、初めにルールを決めて出会うのも一つの方法ですね。
HP:ベストパートナープロジェクト
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。