婚活で年収高い男を漁る女の未来は孤独死?「医者と結婚したい!」は貧困思考!
こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
「医者と結婚したい」という女性がおります。中には結婚相談所で医者にだけお見合い申請をして、それ以外の職業の男性からのお見合いを断るバカ女も。
こういうバカ女を相手にした「医者が多い」とうたう結婚相談所もありますが…。
「もしかしたら叶うかもしれないのにバカなんて失礼な!」と思う方はこの辺で読むのを辞めて夢を追いかけてみてはいかがでしょうか。
「医者と結婚」を夢見ることがおバカな理由を説明します。
医者が多い結婚相談所の実態
世の中には「医者が参加する婚活パーティー」「医師が多い結婚相談所」というのがあります。
「お医者様と結婚できるなら自己投資!」と思う女性は他の婚活サービスより価格が高くても支払います。
ところが、医者が多い結婚相談所は医者が無料で登録しているケースも。
昨年、とある週刊誌で、本を出している有名医師が既婚者なのに(奥さんと別居中)婚活パーティーで知り合った女性何人かと性的関係を持ったという記事が話題になりました。
大金払って結婚できないのみならず、遊ばれて終わりなんてちょっとあんまりでは?
30代で年収1000万円以上の人の割合を知らない
DODAの調査によれば、20代男性平均年収は365万円、30代男性の平均年収は487万円です。
「医者はお金持ち!お金持ちと結婚したい」という希望は持ってもいいのですが、まずは平均値を知りましょう。(多分、転職サービスDODA調査なので本当の全国平均より高い数字かもしれませんが参考にします)
そこで年収1000万円以上の割合を見てみましょう。
20代はたった0.3%。30代は1.6%。
その中で独身は何割?
そう考えると高収入の人がいかにレアなのかお分かりいただけると思います。
医者との結婚目指してもいいけれど、激戦を「夢は叶う!」という思いだけで勝ち抜けるわけがありません。
男性の8割が女性に年収300万円以上を望む
WomanTypeが行った調査では、男性の8割が女性に年収300万円以上望むという結果でした。
今の時代、共稼ぎが普通。結婚して専業主婦希望なんて時代遅れ。
結果として専業主婦になることはあるかもしれませんが、専業主婦になるからとキャリア形成しないままアラフォーになり、婚活も厳しくなる女性を多くみています。
医者は子どもも医者にしたい。医者になるまでのお金がかかる
医者と結婚すればセレブ?医者はなるまでにもお金がかかります。
医学部は6年生。調べたら安い国公立の医学部で400万円前後~。ただし私立医学部では入学金で1000万円、卒業まで5000万円~というところも多いみたい。
あたり前ですが、安いところが人気で入学自体が難しい。合格までも教育費がかかる。
もしかしたら教育費だけで1億円ちかくかかるのでは?高収入のようで出ていくお金も桁違いに多いのです。
医学部卒業後も研修医時代の20代半ばは年収400万円台で激務。
仕事に理解がある医療関係者と結婚するケースが多いようですよ。
医者は離婚率が高い。結婚しても幸せとは限らない
WooRisが離婚経験者に行った調査では離婚率が高い職業3位が医者、2位経営者、1位看護師という結果でした。
収入だけで仮に結婚したとしても、その結婚生活が幸せかどうかはまた別の話。
もし子供がいて離婚した場合、日本のシングルマザーの平均年収は200万円以下です。
結婚は人生のゴールじゃない。
「結婚して家を出ればいいや」とずっと実家暮らしで、「結婚したら仕事を辞めるかもしれないし」と非正規雇用のまま40代になる女性も大勢いる。
医者どころか普通の男性だってそんな女性と結婚したくないのに。親が死んだらどうなっちゃうんでしょうね。
依存先としてパートナーを探さず、まずは自分が自立しましょう。
HP:ベストパートナープロジェクト
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。