非モテの勘違い「私も妥協すれば結婚できる」

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婚活コラム写真

こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

結婚、彼氏ができたというご報告を頂くととても嬉しい。お会いしてお話を聞かせていただくこともあります。

そんな時によく聞くのか独身で彼氏がいない友だちのイタイエピソードです。ある時を境にその友だちとは疎遠になっていくのだとか。

(1)「どこで出会ったの?」


彼氏ができたおいう報告をすると「おめでとう」より先に「どこで出会ったの?」と聞くのだという。

出会った場所は人によってさまざま。職場の人もいれば既存の友達と付き合うことになった方もいれば、婚活パーティーや結婚相談所、マッチングサイトという方もいる。

どこで出会ったかではなく、どんな人が何をしたかの方がずっと大事。

ある方は実家暮らしを辞めて一人暮らしをして生活力をスタート。今までやってもらって当たり前と思っていたことに、感謝できるようになったそう。

別の30代の方はメイクを習って服装を変えた。今まで20代から変わらない服とメイクだったのだとか。その結果同じ職場の同僚と付き合うことに。そういう過程の方がずっと大事。

ところがそれを伝えても、友だちは「どこで出会ったのか」の方が気になるらしい。

「婚活パーティーか~、私も婚活パーティーに行けば出会えるかな」
「職場かぁ~、いいよね。そういう出会いがあって羨ましい」

まるでたまたま運よく出会えたようにおもえるうちはずっと独りだろう。

(2)「私も妥協さえすれば結婚できるけど」


これもよくきく話です。出会いがないという独身の友だちからまるで妥協して結婚したようなことを言われたというのです。

「10歳上ってずいぶん妥協したね。私も妥協さえすれば結婚できると思うけどそこまでしたくないなぁ~」
「あの合コンであった人と付き合うんですね。そんないい男いたかなぁ~」
等。

妥協じゃなくて、自分がどんな生活をしたいのか、その生活の相手はどんな男性が理想なのかと考えて条件を整理していって引き寄せたご縁です。周りの人が「妥協したから結婚できた」と思って上から目線なのです。

(3)「ガツガツ婚活してまで結婚したいわけじゃない」


結婚相談所、婚活サイト、婚活パーティーなどの各種婚活サービスを使ってご結婚される方も増えております。

しかしモテない人はこういったサービスを「いざとなったら使う最後の砦」と思っている。そういったところで出会った方が独身の友だちから言われるのが

「私は自然に出会いたいんだよね」
「いざとなったら結婚相談所でも入るよ」
「ガツガツ婚活をしてまで結婚したいわけじゃないから」

という強がり。結婚はゴールじゃないし出会い方なんてどうでもいいこと。一目ぼれの恋愛結婚だとしても結婚後に問題が発生して離婚するカップルも多い。

幼い時から携帯があった20代前半ぐらいの方は抵抗なくマッチングサイトを使う。「出会い系でしょ」といって抵抗があるのはアラフォーです。

婚活パーティーぐらい数千円なのだから気軽にいくだけ行ってみればいいのに。そして行ってみればわかるはずだ。相手の立場に立てない人がどんな出会いの場にいってもマッチングはしないから。

こう思っていたら来年も独身確定のブス思考3か条を覚えておこう。

ブス思考3か条

・友だちが結婚できたのは運がよかったから。
・友だちが先に結婚したのは相手に妥協したから。
・友だちが先に結婚したのは出会い方に妥協したから。

結婚が決まった、彼氏ができたという女性から旦那や彼氏の友だちを紹介してもらえるチャンスだってあるのに、上から目線で「私は妥協してまで結婚したいわけじゃない」といっている方は紹介のチャンスどころか友情も失う。

人生の決断する勇気やコツコツとした努力は尊い。それをたまたま運がいい、妥協したとしか感じない方々が1日でも若いうちに気が付くことを祈ります。


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婚活コンサルタント「菊乃」

28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。

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