悟りたいの?結婚したいの?自分の人生傍観者!婚活評論家になるな!

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婚活コラム写真

こんにちは。
恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

こんにちは。婚活コンサルタントの菊乃です。

婚活がうまくいかずご相談にいらっしゃる方のお話を聞いていると…

「分かるんですよね。婚活パーティーってマッチングする人はすぐマッチングして卒業していくんですよね」
「男性はみんな『優しい女性がいい』っていうんですね」

比較的まじめで保守的な方に多いのですが、異性との実らぬ出会いを繰り返すうちに婚活における男女のすれ違いや異性の行動を学ぶようになる。

「ここの婚活パーティーは主催者がダメ」
「男は●●な生き物」
「女は●●なもの」
「アラフォー独身女性はダメ」

と婚活評論家になる。一人の人間として興味を持たず、性別、職業で判断するようになる。

評論家たちは目的がだんだん結婚から遠のく。

人に会っても「渋谷のIT系勤務の32歳だった」と相手を覚えるけれど、相手に対して感じなくなる。

楽しかった、つまらなかった、共通点が合って親近感をもった、ガサツだと思った、こういう点が意外だったとか、人に会って何か印象を感じる感性が錆び付くのだ。

理解や生身の血が通った人間らしさがなくなる。

人から拒絶される恐怖は人の心を硬ばらせる。


丸腰で素直に「いいご縁が欲しいな」と思えた頃にあなたを傷つけた不特定多数の異性がいたのかもしれない。

期待を裏切られ

「どうせ私なんて」
「どうせ俺なんて」
「どうせ男は若い女が好きなのよね」
「どうせ女はスペックしかみない」

と斜にかまえるようになる気持ちも分からなくはない。裏切られるくらいならはじめから希望を持たないでいる方が楽でしょう。

それでも望みを持って欲しい。

普通で地味な人もどこか自分は特別だと思っている。みんなたった1人の自分を認めて欲しいと思っている。過去に出会ったバカ男もバカ女もそうだ。

だれも「よくいる婚活男子の1人」「よくいる婚活女子の1人」として扱って欲しいとは思っていない。群れの一片ではなく、一個人として尊重されたい。

イタイ婚活女、バカな婚活男は私も何百人と会ってきた。その方々が起こした奇跡は毎回感動させられる。別人のようになった方も何人もいた。

一度もお付き合い経験がないアラフォー女性から結婚のご報告もいただく。心を閉ざして感じないようにして、傷つかないようにしながら出会いを作業にしたほうが楽だろう。

想像してみて。たまたま出会えたわけじゃないのだよ。

男心なんぞ理解しなくていいから、「男心が分からないから教えてほしいな」と一言いえばいいのに。

自分が独身の理由を分析しなくてもいいから、「一人も楽だけど、パートナーがいる生活もいいな。いい人いたら紹介してね」と一言いえば紹介が来るかもしれないのに。

学んで考えて結婚はできないぞ。出会いを作業にするな。考えても調べても傷つく勇気は身につかないぞ。


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婚活コンサルタント「菊乃」

28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。

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