清潔感、ナチュラルメイクの基準がずれている「自信がない」人々

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婚活コラム写真

こんにちは。
婚活コンサルタントの菊乃です。

いつも歯がゆい思いをするのは、「自分に自信が持てないから堂々とできなくて」と性格やメンタルのせいにする方の多くが華やかさに欠けるのです。地味すぎだったり、これはマナー違反だろうというほど手抜きだったり。

結婚相談所でも会員相手にメイクセミナーを開催することがあるそうです。

しかし、受けたほうがいいであろう人が来るわけではなく、平均的かそれ以上に身だしなみに気配りができている人ばかりが習いに来てさらに美しくなっていくのだとか。



「清潔」と「清潔感」の違いが分からない、私も手抜き女だった


地味の手抜き女の言い分も私は分からなくはない。かつて、私もそうでした。「清潔感がある服装」とはお風呂に入って、洗濯をした服を着ていればいいと思っていました。それは「清潔」かもしれないけれど「清潔感」があるという基準じゃないんですよね。

清潔だとしても服のサイズが合っていなければブカブカで清潔感はない。洗った清潔なTシャツだとしても初対面の人にTシャツで会ったら清潔感がある印象は与えない。(よほど鍛えているとかなら別ですが)シャンプーをしてドライヤーで髪を乾かしたとしても、寝癖があれば清潔感がある印象はない。

そういう違いが分からなかったのです。かつて、私は家を出る30分前に起きるような手抜き女でした。今は1時間半前に起きるし女性なら平均それぐらいでしょう。


テレビである女優が「髪とメイクで2時間」といっていたのですが、
なにをどうしたらそんなに時間がかかるのか分からなかった。



美人は努力をしている。ブスは楽なほうを選んだだけ。


自分を美人とは思っていないけれど「普通」レベルに勘違いしていました。ナチュラルメイクをしているつもりなのですが、ナチュラルメイクの認識もずれていたのです。BBクリームを塗って、眉毛を書いているからナチュラルメイクと思っていました。

キレイに素肌っぽくお化粧をしている人は元の肌がキレイなのだろう。髪がツヤツヤの人は元々の髪がキレイで、私は癖毛だからしょうがないと思っているのです。才能とか、体質とか、顔立ちとか、そういう元々が恵まれていてキレイな人とそうじゃない人がいると誤解しておりました。

実際は、楽を選んだブスと、努力をしているキレイな人がいるだけなんですよね。きちんとしている人が努力をしているなんて思わず、自分が被害者だと思っていました。
あ~、お恥ずかしい。


素肌っぽくファンデーションを塗り、色むらを隠してツヤ肌に仕上げて、自然な色のアイシャドウ、自然な血色のチーク、自然な赤みの口紅を塗り、丁寧にしあげるのがナチュラルメイクなのでしょう。 しかし、目が肥えていなかった私はそういう人は素肌がキレイなのだろうと勘違いしていました。

「キレイになりたい」と思えば、そのためのヒントはたくさんあふれているはずなのに。ドラッグストアにたくさんある化粧品の中で自分に何があうのかもわからず。

ただ分からないということさえ分かっていませんでした。



清潔感の基準がずれているから「ブス」になる


就活で履いていたパンプスを捨てたことがありました。サイズは24.5でした。今は私の足は23.5~23なのですよ。きっと、「靴がブカブカの学生だなぁ」と思われたでしょう。

それは清潔感もないし、きちんとした印象はない。歩き方だっておかしかったでしょう。しかし、誰も教えてくれないし学校でも習わない。20代前半の私はサイズが合っていないということさえ気が付いていない。自分は24.5と思っているからそのサイズで靴を探すのです。


メイクのセミナーを開催しても、眉が左右違うことに気が付けない方、ファンデーションが白浮きしているのが分からない方がいる。髪の毛がボサボサに気が付けない方も。

初心者だからしょうがないのだけれど、自分がそういう身だしなみについて初心者だってことも初心者は気が付けない。だってブスにブスって誰も言わないじゃん。


ナチュラルメイクの基準がずれている、
清潔感の基準がずれている、
これってブスってことなんですよ。


菊乃の写真
婚活コンサルタント「菊乃」

28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。
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