なぜ非モテは「どこで出会ったの?どこに行けば出会えるの?」と聞くのか
こんにちは。婚活コンサルタントの菊乃です。
そろそろ結婚も考えないと。そう思って読んでいる方も多いでしょう。
よくいただく質問が
「どこで出会えるの?」
「どこに行けば出会えるの?」
というもの。
どこで出会えるのか、あまり関係ないと思うよ。
2012年に街コンがものすごく流行りました。
どんな相手にもニコニコしてリアクションよく話を聞く人はすごく楽しめたでしょうね。
その街コン全盛期に取材に行ったことがあるのですが、3極化しますね。
上位層…恋愛経験もあり、街コンもいろんな人に出会えて心から楽しんでいた人たち。 出会う人ほぼすべてと楽しそうに会話し、連絡先交換をして人脈がさらに広がる。
中位層…話題だから、誘われて来てみた人たち。 共通の話題がある人と連絡先交換をしている。楽しんだかどうかは同じ席になった相手次第。
下位層…そこに行けば恋人が出会えると期待してくる人たち。 「ハズレだな」というのを露骨に顔に出す女性や、スマホをいじってほぼ話そうとしない男性等。 連絡先交換はできないか、しても2回目に会うまでに至らない。
上位層は早々と街コンに飽きて、2013~2014年ごろの街コンにはほぼいなくなる。
しかし、2014年ごろになってようやく
「街コンで出会って結婚する人がいるらしい」と動き出す下の下の層が動き出すころ
街コンはモテない人が自分を棚に上げて相手を目利きする場になっているのです。
地方や、何かの尖った特徴のある街コン(オタク街コン、電車好き街コン、肉フェスコン等)は今も盛況かもしれませんが。
マッチングアプリがリアル「君の名は。」
2017年ならばマッチングアプリはブームだと思います。 「出会い系サイト」といかがわしいイメージを持たれていたのは過去の話。
理由の一つは4月12日の日経MJ一面に
マッチングアプリがリアル「君の名は。」と紹介されていたこと。
ペアーズで結婚したカップルが顔を出して取材に応じていた。
理由二つ目は地方自治体の中には
地元民に特化したマッチングサイト(高知や富山等)を作るようになり、
ネットでの出会いを行政も支援していること。
昔のイメージで
「ネットで出会うのってイヤだな」
と頭の切り替えができないままでこのブームにのらない方や
「周りに婚活サイトに登録しているのがばれたらイヤだな」
と自意識過剰な方がこのブームに乗り遅れるでしょうね。
石橋をたたいているうちに、出会いが逃げていくというのに。
「どこで出会えるか」より「いつ頃、何をしたか」が大切。
一番気になることが「どこで出会えるか」だとしたら
あなたは非モテで、自分が見えていない。
ご結婚された方が、いつ頃、何をしたのかとかそういうところが大事なのよ。
20代後半のある女性は、笑顔で相手のいいところを探すようにしたそうだ。
30代のとある女性は、一人暮らしを始めて年相応の暮らしをするようにしたそうだ。
30代後半の男性はそれまで恰好つけて出会いの場に行こうとしなかったのを
「結婚したい」というようになったそうだ。
そこなのだよ。
大人としての生活力やコミュニケーション力を磨いた方が、
マッチングサイトや結婚相談所を使ったから出会えたのでしょう。
どんな方が、いつごろ何をしたのか、重要なのはそこ。
出会う場所や出会い方にこだわっている方は
その頑固さが非モテにつながっているという自覚を持とう。
28歳まで個性と手抜きを取り違えていたバカ女。彼氏ができる過程を書いたブログが人気になり本を出版。2011年に恋愛・婚活相談で独立。 これまで約800名の女性の相談にのってきた。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。