自己処理・サロン通い・医療脱毛…脱毛の悩み・疑問、全部答えます！Q&A【レジーナクリニック木村総院長取材】

脱毛・皮膚の専門家・レジーナクリニックの総院長・木村真聡（きむらまさと）先生に、脱毛サロンチェキが、脱毛にまつわる疑問・質問をたくさんぶつけてきました！

自己処理派・サロン派・医療脱毛派、すべての脱毛に悩む女子、必見です。

自己処理の悩みQ&A

Q.やっぱり、自己処理（カミソリ・毛抜etc）より、機械で脱毛するって全然違う？

自己処理は、肌へのダメージが大きいです。かみそり負けもしますし、乾燥肌にも傾きます。また、肌の調子も悪くなると、皮膚の新陳代謝も悪くなり、角質の蓋が毛穴に閉まってしまって、「埋もれ毛」も出てしまいますね。

こういった自己処理は、終わりがありません。毛が生えてくる限りずっとし続けないといけないので、常に肌にダメージを与え続けていることになります。自己処理は1つもいいことはないのではないでしょうか。

それに対し、機械の脱毛、特に医療用のレーザー脱毛ですと、1度破壊してしまった毛根は基本的に復活しません。回数はかかりますが、毛がだんだん少なくなり自己処理をせずに済むようになる。そうすると肌へのダメージは減り、肌調子も良くなります。

Q.毛って、抜け続けたらなくなるんじゃないんですか！？

「抜く」行為は、一番毛穴にダメージを与えてしまい、特に良くないのであまりオススメできません。

また、年齢を重ねるほど毛穴のトラブルは起こりやすくなりますし、毛穴が色素沈着で黒ずんできます。ムダ毛が目立つのではなく、色素沈着で毛穴が目立ってしまう場合もあります。

Q.人にワキやVIOの脱毛をお願いするのって恥ずかしいんですけど……

基本的に、医療脱毛クリニックであれば、医師の診察を受けてもらいます。まずは、問診です。持病がないか、何かアレルギーはないか、あるいは肌にトラブルを抱えていないか、ということをお話しいただきます。

その後、脱毛ができるかどうか、お肌の状態や毛質を見て判断します。腕の毛などで確認させていただくことが多いですね。なので、ワキとかVIOを見せていただくことは、基本的にはないので、安心してください。

レジーナクリニックに関しては、施術自体は医療資格を持った女性の看護師が行います。

はじめての方はみなさんどんなものか分からないということもあって、「女性にも見せるのは恥ずかしい」と言われる方がいらっしゃるのですが、2回目からは抵抗なくなってしまうようです。結構そのような方は多いです。1回目は勇気はいるけれども、大丈夫ですよ！

サロン・脱毛器（光脱毛）派からのQ＆A

Q.サロン脱毛と、家庭用の脱毛器、どっちも結局”光脱毛”ですよね？

サロンさんでやる脱毛は光治療器を使ったものですし、家庭用の脱毛器っていうのも光脱毛なので、一緒です。正直、光脱毛というのは、毛をつくる組織である「毛根」を破壊できるものではないのです。

直後はつるっとした感とか、毛がなくなっていますが、結局毛根は破壊できないので、またムダ毛は生えてきますよね。

しかし、医療用レーザーの場合は確実に毛根を破壊しますので、もう生えてこなくなります。確実に毛を減らしていくということでしたら、医療脱毛一択、ということになるでしょう。

Q.えっ！？サロン脱毛って、永久脱毛にならないんですか？

平成13年に厚生労働省から、毛根を破壊するような行為は医療行為のため、サロンさんなど医療機関以外では行ってはいけない、と、通達も出ています。やはり効果をきちんと出すには医療脱毛、ということになりますね。

 - （編集部）毛根を破壊！厚生労働省！と言葉だけ聞くと、医療脱毛って危険なのかなと思ってしまいますが、お肌への影響はないんですか？

医療脱毛は、毛をうみだす役割を持つ毛根だけを破壊します。レーザー自体が黒い色素に反応するレーザーで、他の組織を傷つけずに、毛の組織のみを破壊するという原理です（選択的熱破壊理論）。

毛根、毛の組織だけを破壊しているので、他の組織や他のお肌などには、影響はほぼありません。

また、施術は医療知識を持っている看護師が担当します。例えば脱毛した後に、ちょっと赤みとかでてしまった場合でも、看護師がケア・サポートをしたり、連携して医師の診察を行い医薬品の処方もできます。サポート体制がしっかりしているので安心してください。

Q.どうしてサロンとクリニックと、脱毛料金があまり変わらないの？逆に不安…

具体的に言うと、一発で打てる面積が広くなったり、1秒間のショット数が増えました。そのため、今は全身だと最速で1時間半くらいで完了いたします。

 - （編集部）機械の進歩にあわせて、厚生労働省なども取り締まるようになった、という背景もあるんですね。もしかして厚労省の通達前は脱毛サロンでも…？

昔、エステさんの脱毛受けられた方は、毛がなくなっている人がいらっしゃいますね。なので現在の医療レーザーのようなものを使っていたところもあったのだと思います。

今はサロンもクリニックも、安全基準に則っているので安心して脱毛を受けてくださいね！

 医療脱毛にまつわるQ&A

Q.医療脱毛＝効果が強いってことはやっぱり肌が荒れる？痛い？リスクはないの？

若干サロンさんのものに比べると、肌への刺激はあります。ただ、副作用として一番多いのは、赤みや腫れぐらいまでです。それも通常は1日や2日くらいで引くようなものがほとんどですので、直後から日常生活を送っていただけるような治療です。

痛みに関しては、結構みなさん不安に思われますよね。実際、心配な方は最初に診察に来てもらったときに、テスト照射で腕に何発か打ってもらうことができます。それをやると「こんなもんですか」という人がほとんどですね。

テスト照射は機械の空きを確認する必要があるのでクリニックにご相談くださいませ。

それでも、痛い、しんどいですという方や、本当に痛みに敏感というか、ちょっとの痛みも許せない人は、麻酔や別の機械への変更などの相談も可能です。麻酔は別途費用いただいておりません。

 - （編集部）診察時には他にどんなことをされるんですか？

もちろんリスクに関しては、診察のときに、医師からちゃんと包み隠さず、よくある副作用からまれな副作用まで説明します。そこをご納得いただいて、知ってもらった上で受けていただくという手順は踏んでいます。

やっぱり赤みが少し出る方もいます。少し長引くような方も中にはいらっしゃいますので、その場合は塗り薬や飲み薬などで対応させていただきます。

私達のクリニックでは、何か心配なことがあったら、いつでも連絡くださいねということと、ご連絡があったときには、診察によかったら来てくださいということの、促しは、必ずするように徹底していますね。

 - （編集部）副作用がでなくなるように気をつけることってありますか？

大事なのは、日頃からのスキンケアですね！

やって終わりのクリニックもサロンさんも多いのですが、脱毛を安全に受けていただくためには、受ける方にもスキンケアを頑張っていただきたいというところがあります。

それは、保湿であったり、UVケアであったり、あるいは、体をごしごし擦らないようにしたりなど……本当に細かく、しつこいと思われるくらいに毎回言います、僕らは。

丁寧にスキンケアをすれば、副作用はちょっとでも減らせるのだよ、というのを知っておいてもらいたいです。

Q.本当に、医療脱毛で永久脱毛が、できるんですか？

多くの方が5回で、満足される程度に毛の数が減って、卒業されています！ただ脱毛というのは、個人差がとても出る治療です。

もともと毛が濃い方や、あるいは人それぞれの濃い場所などによって、5回ではまだ、という方もいらっしゃるでしょう。

あるいは「産毛の一本たりとも許せない！」というところまで求められると、5回以上はかかりますねという話は事前にさせていただきます。

5回やってまだ残った毛はどうすればいいかというと、レーザー脱毛の場合、やれば減る治療なので、満足するまでやり続ける、ということになります。

Q.医療機関っていうと、よくある病室のような場所で、施術受けるんですか？

最新の医療脱毛クリニックは、みなさんにリラックスしていただけるように、院内は明るい色調であったり、寛げる待合室などを用意しているところが多いです。

普段病気でかかることのある病院とは雰囲気も違って、エステサロンのような雰囲気ですよ！メイク直しできるパウダールームを用意しているクリニックなどもあります。

レジーナクリニックでは、全ての医院で個室を完備しています。女性専用のクリニックですので、通路で男性とすれ違うこともなく、施術も看護師とお客様だけのお部屋で受けられるので、ご安心くださいね。

 

Q.結局のところ、医療脱毛がオススメの人ってどんなひとですか？

毛がなくなると毛穴が引き締まるじゃないですか。なおかつ、毛で遮るようなものがなくなるので、顔の脱毛であれば化粧のりもよくなります。

また、毛穴が黒ずんできたり埋もれ毛トラブルがあったり、あるいは肌がダメージ受けていると、紫外線に負けやすくなります。

シミ、しわのリスクも上がってくるのです。だからこそ、今なんともないから大丈夫という人も、もちろん受けてほしいです。

常日頃から、自己処理が面倒だなと感じる方や、あるいは自己処理してないとお肌が出せないというような結構深刻な悩みの方もいらっしゃいますよね。

そういう方は、脱毛してしまうと、お肌を出したり、外出したりするのが楽しくなってくる、という声も聞こえます。

あとは、例えばもともと肌が荒れやすい人ですね。アトピーの人で例を挙げると、アトピーであっても毛があったら剃りたくなりますよね。

しかし剃ると、やはり肌がダメージを受けます。

肌質が悪くなるとアトピーが出てきやすいので、脱毛していただくと、自己処理をせずに済むようになり肌が荒れることが減る、アトピーの症状も出にくくなるというメリットが、あるんです。

まずはしっかり皮膚科さんで落ち着かせていただいた状態に持っていって、脱毛を受けていただけるといいですね。

-（編集部）最近、介護脱毛やキッズ脱毛など話題にもあがりますが、そういった方も多いんですか？

そうですね、ご年齢が30代～40代で「介護脱毛」というワードを調べて来る方がいらっしゃいますね。あるいはその年代ぐらいになると、親の介護もし出すくらいの年齢になるので。

自分が介護される側になったときに、自分の子供や親族、あるいは介護してくれる介護職の方に、迷惑をかけたくない、手間を一つでも減らすための”気遣い”として考えられている方が多く、いいことではと思っています。

キッズ脱毛は、やはり賛否両論があります。自分で毛が嫌だな、脱毛したいと思える頃から、してあげるといいとは思いますね。

基本的な原理の話からお話しすると、二次成長期の間というのは毛がちょっとずつ増えてくる時期です。本来であれば、それが終わる18歳ぐらいからというのが、脱毛を始めるにはいいタイミングではあります。

しかしやはり毛が濃い方で、例えば部活で水泳部・陸上部で、ワキとか腕の毛が濃くて練習のときに気になる、とても嫌で……というような子たちには、してあげるべきだとは思います。

なので結論、自分で意思表示できて、ちゃんと理解して脱毛したい！と思える年代ぐらい、それはやはり中学生ぐらいですね、それから脱毛をはじめてもいいのではかなと、僕は思いますね。

-（編集部）介護脱毛もキッズ脱毛も、早い段階で考えて判断されるのがいい、ということですね。逆に、駆け込み脱毛される方もいらっしゃるんですか？

それまで脱毛をご存知なかった人が、結婚が決まってドレス着るからと言って、脱毛をしに来る方がいらっしゃったりしますね。聞いてみると、半年後や3ヶ月後に挙式しますと言われることもあります。

しかしやはり完全に脱毛するには当院でも最短8ヶ月かかりますので、「うーん、今より減っていると思うけど、完全じゃないと思うな。」というふうに嘘をつかずにご説明はしますね。

やはり、ちょっと残念そうな顔で「もっと早めからやっとけばよかった。」と言われますが、今よりは毛の量は減り肌状態もよくなるであろうということもあり、施術するケースが多いですね。

結婚式もそうですが、春～夏も駆け込まれる方は多いのです。みなさん大体春を過ぎたくらいから脱毛したくなるので。でも、春先から脱毛をはじめても、その年の夏には間に合わないですよ！

ですから、本当に早いうちからやっておいて、損はないのではないでしょうか。お肌のスキンケア感覚で日頃から取り組んでもらえたらと思います。

脱毛をしたら、肌トラブルが減る。そういった良い状態のお肌を保っていくためにも、脱毛は全ての女性に、早いタイミング受けていただくことをおすすめします！

-（編集部）ありがとうございました！

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