2015年に発売を開始した新参の育毛剤でありながら、
人気過ぎて品薄状態が続いているという注目の「フィンジア」
なぜ、品薄になるほどの人気があるんでしょうか…?
フィンジアの成分をチェックしつつ、人気の秘密を探りたいと思います!
フィンジアを見て「化粧品みたい」というのを最初に思いました。
黒字にゴールドの文字が化粧品のイメージを与えてくるのかもしれません…!
メインであるフィンジア以外に、紙やパンフレットが4つ入っていました。
フィンジアの特徴や成分、独自のテクノロジーについて書いてあり、
意外とボリュームのある内容でした。
内容量は50mlなので結構小さいですね。
片手にすっぽり収まる大きさなので、
頭皮にスプレーをするときに支障が出ることはなさそうです。
使用方法は、1日2回(朝と夜)薄毛が気になる部分に5~10プッシュします。
においはアルコールのような消毒液に近いにおいがしますが、30分もすればにおいが気にならなくなったので、朝の使用も問題ないと思います。
①ピディオキシジル
「ピディオキシジル」とは、ミノキシジル(血管拡張剤として開発され発毛効果があることが分かり発毛剤に転用された成分)に近い効果を持った成分です。構造も良く似ていて、なおかつ副作用がないのが特徴の成分と言われています。
シアル酸やEGFと呼ばれる成長因子が入っていて、
キャピキシルと併用することで髪の毛を強くする効果があります。
男性型脱毛症の原因であるヘアサイクルの短縮化(ヘアサイクルの短縮が起こる毛包が小さくなってしまい、脱毛が進行)を防ぎヘアサイクルへの改善に働きます。
フィンジアはこの「ピディオキシジル」の配合濃度がNo.1なんです。
その配合量は2%で、頭皮のめぐりに働きかけながら必要な栄養を毛根に届けてくれる高機能成分と言えます。
②キャピキシル
次に2つの有効成分である「キャピキシル」は、①で登場したミノキシジルの3倍の効果がある成分です。ミノキシジルは毛根部分に血液が送られる毛細血管の拡張と、
毛細細胞の活性化による発毛効果があります。
それに対してキャピシキルは、脱毛ホルモンによる毛根衰退とヘアサイクルの狂いを止めて萎縮した毛母細胞を復元する働きをします。
③カプサイシン
唐辛子に含まれていて発汗作用があることは一般的に知られていますが、
実は頭皮に対しても有効な働きをするんです。
頭皮が固いと薄毛になると言われているのは、固い状態は頭皮の血行が悪くなっているということを意味するからです。 髪は毛母細胞が血管から栄養を受けることが成長するため、これが阻害されると 当然抜け毛の増加へとつながってしまいます。
そこでカプサイシンが有効に働くんです。 フィンジアを開発したユーピーエスが考えたのは、固くなった頭皮を開き成分をしっかり届ける「ゲートアクセス理論」です。
辛いものを食べると汗が噴き出すカプサイシンの原理を応用して、頭皮からTRPチャネル(皮膚の感覚センサー)にアプローチします。その結果、頭皮を刺激しつつめぐりを良くし、ピディオキシジルとキャピキシルを届けることができるんです。
ゲートアクセス理論とは…簡単に言うと、
①カプサイシンの効果で毛穴を広げる
②開いた毛穴に、ピディオキシジルとキャピキシルが届く
③届いた2つの有効成分が髪を育てる
ということになります。
上記で挙げた3つの有効成分以外に、
20種類の成分が配合されていて全23種類の成分から構成されています。
キャピキシル、ピディオキシジル、パンテノール、センブリエキス、ビワ葉エキス、褐藻エキス、グリチルリチン酸2K、ボタンエキス、フユボダイジュ花エキス、ヒキオコシ葉/茎エキス、ヒオウギエキス、キハダ樹皮エキス、トウガラシ果実エキス
キャピキシルはほとんどの育毛剤に配合されているので、 成分量は互角ですね。
ピディオキシジルは、配合されているものありますが、フィンジアはほかの育毛剤にはない高配合です。 また、高配合に関わらず低価格に設定されていることもポイントだと思います。
カプサイシンはフィンジアだけが配合している成分なので、
ほかでは真似できない優れたポイントです。
有効成分を届けるために必須な「カプサイシン」はほかの育毛剤には配合されていません! フィンジアだからこそ、高濃度の有効成分をしっかり奥まで届け、 確かな効果を実感できるんだと思います。
ヘアサイクルの改善には3~9カ月必要のため継続が不可欠とのことですが、すぐ効果が出ると謳っているような育毛剤よりも、信頼できる商品だと思います。